登場人物のよっちゃんのやるいたづらは、まさにうちの子のやるいたずらと同じで、「あれ、うちの子のこと書いてるの?」って思ってしまったほどです。新聞をかじったり、カーテンをかみかみしたり、すってんころりんころんでしまったり・・・。きっと、みんなこういうことをして大きくなっていくんですね。
絵本として読むとかわいいな〜と思えるこれらのいたずらですが、実生活になるとそうともいきません。
絵本の題名の「ぽちりふたつ」、最初はなんだろう?と思いましたが、これは、初めて生えたかわいらしい歯のことでした。いたずらも歯が生えることも、親としては子どものひとつの成長として温かく見守りたいと思いました。
子どもが、ちょっと大きくなってから、「こんなことあなたもしてたのよ〜」と、一緒に読むのも良い本のような気がします。