代々伝わる鏡を、自分の過ちから失った魔女。
失って初めて、その鏡が唯一のとても大切な友だちだったことに
気づくと同時にうちひしがれる魔女。
一体どうしたらいいのでしょう?
彼女に日はあることがきっかけで幸せになっていくのですが、
そんななかでも、失った友人を取り戻すことはできず、
悲しみが完全に癒されることはないけれど
思い出のどこかに存在を残しながら、
前向きに進んでいく魔女の姿がジ〜ンとしました。
娘と一緒に読んだのですが4年生になった娘も、
友人関係などで悩んだり、
いろんな事へ努力し続ける事、様々なことに対して
多感な時期になってきました。
たまたまこの絵本を一緒に読んでみたのですが、
娘にはいろんな面で通じるところがあったようで
「魔女さんは友だちに許してもらえたのかな?
一生懸命になることが成功への道を築くことだね。」
と感想をもらしてました。