「マトリョーシカ」が主人公。というだけで、この絵本を子どもたちに読むなら“冬”だなと思ってしまいました。
表紙にはマトリョーシカちゃんと一緒にモミの木らしいのも立っているし…。
実はタイトルだけで図書館で見つけて借りてきたのですが、
作者が「かこさとしさん」という時点で、かこさんらしいキレのある内容で面白かったです。
この絵本にはマトリョーシカちゃん以外にもおもちゃ達が登場します。
いろいろ検索して調べてみたのですが、ロシア文化の知識が乏しいので、このほかに登場するおもちゃ達が、ロシアの民族的なものなのかどうかまでは分かりませんでした。(残念)
マトリョーシカちゃんがいるからこそ、楽しい繰返しのおはなしです。
子どもたちに読み聞かせするなら、6,7歳くらいから小学校の中学年くらいでしょうか。