芸術の秋…ということなのでしょうか。
いつも利用させて頂いている図書館の一角に
音楽に関する本が集められ ディスプレイしてありました。
その中から手に取った1冊です。
ページ数も文字数も多くはないので
5分もかからず読み終わります。
読み終わってしまったものは借りてこないことが多いのですが
この絵本は その場で何回か読んだにも関わらず
どうしても家でまた読み返したくて借りてきました。
幾重にもなる木々の葉の間を縫うように
チラチラと降りてくる日の光が音楽を奏でている…
そんなお話の中に簡単に入っていける絵本でした。
緑のグラデーションが美しく
マイナスイオンたっぷりの森の中に自分が居るようにも思われ
癒されていくのを感じました。
最後の場面は 月夜の森なのですが
(月の光が奏でる音楽はどんなのかな…)
近くに森はないけれど
月夜の晩に表に出て 自分の目と耳と心で感じてみたくなりました。
大人の私に 新しい感性が芽生えた…
そんなふうに思わせてくれた絵本です。