「だじゃれべんとう」 みんなの声

岡田よしたかさんのお話はおもしろいので、読んでみました。食べ物や道具たちが自分たちでお弁当を作るという、なんとも、おもしろい出だしから一気にひきこまれました。そして、つぎつぎとでてくる、だじゃれにびっくり。大混乱ぶりがおもしろかったです。

この本を読んでから、息子がダジャレを勉強し始めました。
今ひとつダジャレのような言葉遊びの良さがわかっていなかった息子。
なので、この本を読み聞かせるときも、ダジャレとわかるように区切りながら読み聞かせをすると、「なんでやねん」と笑うようになりました。
ですが、オリジナルのダジャレを言えと言われるようになり、我が家では少しダジャレ問題が起こっています苦笑。

ダジャレのオンパレードです。ある程度ダジャレがわかる年齢ならいいのですが、2歳娘に読むと、読んでる方がただ滑りな感じになってしまい、ちょっと悲しくなります…。ダジャレ自体はよく考えられていて、こんなに？！と思うのですが、、、面白さが分かるのは、幼稚園の年中さん以上くらいかな？と感じました。

『うどんのうーやん』『ちくわのわーさん』など、岡田よしたかさんの食べものを主役にしたキャラクターが大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
台所の道具や食べものたちが、寝坊した家族の代わりに、ふうちゃんのお弁当作りに奮闘します。
あわてているにもかかわらず、なんとも気が抜けるダジャレのオンパレード。「まないたないたー」「コロッケがまっくろっけ」など、思わずニヤニヤしてしまう絵本でした。

食材や台所の道具が、みずからお弁当つくりをします。ダジャレを言いながら。途中から、ジャガーや火星人まで参戦して、はっちゃかめっちゃか度がアップします。最後にきちんと完成した美味しそうなお弁当の絵があればよかったのにな…。残念。