「日本みんわ絵本のシリーズ てんぷくちふく」 みんなの声

日本の昔話でも　外国のお話でも　　正直者と反対の不誠実な者との対比がおもしろく描かれています

ここにでてくる　せやみじっさ　（背病みー　仕事をなまける　という方言ですね）
じさまは　　天の福をさずかる　夢を見たのです

ところが土の中から　かめを見つけ　　お金が入っていたんです

これは地の福だからと　元に埋め戻す　　
この正直さ　　　なかなか　できる事ではありませんね・・・・・

一方　背病み　じっさは　　かねがめを　掘り出すと・・・・おそろしいヘビが出てきたんです

なんとも　昔話が伝えたいことは　今の私たちへの警告かな？

語りで聞いてみたいですね

掘り出した金のかめを埋め戻す老夫婦の無欲には驚いてしまいましたが、怠け者のじい様が喜び勇んで掘ってみると、黄金のはずがへびのかめ。
不思議な話ですが、そのへびたちを老夫婦に投げつけるとへびがお金に変わるのですから、同じものが福になる者と、ならぬ者がいることを教えられました。
欲をかかず、正直に生きることって、とても大切な事だと思います。

働き者で正直なおじいさん・おばあさんがお金持ちになり幸せになるという、昔話の定番だと思います。
やっぱり、ずるいおじいさんには、罰があたりましたね。
子供にも、とてもわかりやすいお話なので、良かったと思います。