ドン・フリーマンの作品ということで「門ばんねずみのノーマン」と共に読んでいました。
「門ばんねずみのノーマン」が心温まる作品でしたので、これもと思ったのですが、ちょっと違っていました。
ティリーは、ハロウィーンの女王と呼ばれる恐ろしい魔女ですが、美しい月夜を見てにこやかな魔女に変わってしまいます。
にこやかなということは、通常とても良いことに思われるのですが、魔女の世界の価値観でいうと最悪であることがまずおもしろいと思いました。
ティリーの乗るホウキが、サーフボード型というのが今時だなと思いました。
ティリーが診てもらったワヒワヒ先生の顔の絵がおもしろかったです。息子はインディアンに似ていると言っていました。
さて、ティリーはどんな価値観で生きていくのでしょうね?終わり方には笑ってしまいましたがとても爽快感がありよかったです。