ライオンのありのままを受け入れている「ぼく」。
それを受け入れない人もいる、でもありのままでいいんだよ。というおはなしなのですが・・・
そのメッセージはとても大事な事だと思うのですが、その「受け入れない」のが「ぼく」の家族。
個人的には、せめてまだ友達、とか他の人、ならマシだったかな。
せっかく子供が家に連れてきた友達を、家族みんなが邪険に扱うというのが残念に感じました。
子供に教えなきゃいけない良くない事を、大人である親がやっちゃうっていうのが・・・。
家族全員に拒否されてこの子の感情もどうなっちゃうんだろう、とか思っちゃいました。
しかも言い方が結構きつくて(特にお姉ちゃん)、読み聞かせだったんですが、読んでられなくなっちゃいました。
子供も少しびっくりした様子でした。
そして「ぼく」はなぜか、家族にではなく、要求に合わせたライオンに怒る。
そしてライオンも怒る。
友達ってそういうものなのかしら・・・
なんか最後までモヤモヤっとしちゃいました。