はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
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まっしろうさぎの「ましろ」。 「ましろ」は、おいしいにんじんときれいなおみずがあるきれいなお部屋で暮らしています。きれいなお部屋に満足していましたが、ただひとつ・・網の中の世界しか知らないので網の外に出たいな・・と考えた「ましろ」。ある日、網を破って外に飛び出します。 しかし、ワンワン吠える野犬に追われ必死ににげる「ましろ」。 危険がいっぱいの外の世界。おいしいにんじんもきれいなおみずもない外の世界。 ある朝、太陽のやさしいひかりで目が覚めた「ましろ」。 葉っぱから落ちてきた朝露を飲んでみると、「おいしい!!」そして、はじめて食べた葉っぱもおいしい。 ましろは、外の世界のすばらしい事を次々見つけていきます。 うさぎのふわふわとした毛並みの感触が伝わってくるようなすばらしい絵本です。 勇気を持って踏み出す事のすばらしさを教えてくれます☆
投稿日:2011/01/24
自然に憧れて飼育小屋のおりを破ったうさぎのましろですが、これからどの様に生きていくのか、問題が投げかけられたままで終わる、意味深い絵本です。 犬に終われて何とか助かったけれど、これからは危険と隣り合わせでしょう。 解放感と、感動の中にいるましろの勇気は美しいけれど、野生に返ることは出来ないだろうと心配になります。 読み聞かせの後、子どもたちに考えてもらおうと思います。
投稿日:2018/10/09
人に飼われて、網の部屋の中。 美味しいニンジンに美味しいお水がタップリある綺麗なお部屋。 そんな場所から外の世界へ飛び出すウサギのましろ。 動物達が狭い部屋の中で暮らすより、自然の中で暮らした方が幸せなんだという事を、子供達に教えるには良い絵本だと思います。 その反面、この物語を聞かせて本当によいのだろうかという疑問もあります。 子供の中に、「お外に逃がしてあげたい。」という気持ちが強まるのではないでしょうか? ましろが逃げた場所は、自然が沢山ある森の中。 でも、今、そんな場所がどこにでもある訳ではないということが残念ですね。
投稿日:2009/09/02
「ましろのあさ」を読んで、自由ってなんなんだろう?って考えさせら れました。 ましろのように、ずっと可愛さのあまり「孫の自由」を束縛してないだ ろうか?って考えさせられました。 ご飯だって自分で食べたいのに、食べさせてしまう私がいるし・・・・ ちょっと反省する私がいました。 いもとようこさんの絵は、可愛くて可愛くて・・・・・ 「ましろ」を応援したくなります。 野生で生きるには、いろいろな困難があって大変だと思いますが、「自 分で選んだ道」だから、応援したいと思います。
投稿日:2009/08/25
いもとようこさんの作品だったのでこの絵本を選びました。タンポポの綿毛が風に舞う様子が優雅でとても素敵だと思いました。自由とは何かを考えさせられる絵本でした。自由を手に入れた主人公の溌剌とした表情に胸を撃たれました。自由を謳歌する為に払う代償もいとはない程の素晴らしさがある事を主人公は行動を持って示してくれたと思いました。朝日が輝く場面の描写が特に素敵でした。
投稿日:2009/08/12
古い絵本です。 久しぶりに手にとってあらためて涙しました。 うさぎ小屋でえさにも不自由しないのですが、外の世界に飛び出してみたい・・・。 勇気を振り絞って広い世界へとびだすましろ、待ち受ける困難、でもその先には・・・。 高学年にも受け入れられるのではないでしょうか。 そして、大人にも。 ぜひ、手にとって読んでいただきたいと思います。
投稿日:2008/11/16
いもとさんの優しいイラストがとってもマッチする お話だと思いました。 自由が欲しくて、逃げ出すましろ。 ましろ危機が訪れる度、ハラハラしてしまいました。 ウサギという動物の持つ淋しい雰囲気と いもとさんのイラストが更にこのお話を 良いものにしていた気がします。 頑張りやさんで勇気のあるましろに 何か元気付けられる絵本ですね。
投稿日:2007/12/14
月夜の夜に、小屋を抜け出すうさぎの話なので、いわむらかずおの「月夜の子うさぎ」を連想しました。 「月夜のうさぎ」は、お母さんに会いに行くお話ですが、「ましろのあさ」は自由がほしかったのです。 食べ物が保証された飼いうさぎの生活は安全だけど物足りない、一方野生は危険はつきものだけれど自由があり生きている喜びを感じるように思いました。 ましろの今後は決して楽しいことばかりではないでしょうが、力強く生き抜いてほしいなと思いました。
投稿日:2007/10/18
私は、いもとようこさんの絵本には目がありません。図書館で見かけるとすぐに手を伸ばしてしまいます。そしていつも期待以上のお話です。 中でも気に入っているのが「ましろのあさ」です。ましろの元気な姿を見ると私まで元気になってしまいます。そしてましろが危なくなるところでは「ましろ、がんばって!!」と、声に出して言ってしまいます。 厳しい自然の中で成長していく、ましろをみているといつの間にかにっこり。ましろの魔力(?)ですかね?? 悩み事も吹き飛ばしてしまういもとようこさんの絵本。皆さんにぜひ読んでもらいたい一冊です。
投稿日:2006/11/03
うさぎのましろは、おいしにんじんやきれいな水がたっぷりある小屋に住んでました。「だけどなんだかつまらない。」と、ある夜、あみを破って飛び出します。 のらいぬに追いかけられたり、おいしいにんじんも、きれいな水も見つからずへとへとのましろ、でも気がつくんです。自由のすばらしさに・・・。ましろがうれしそうに歌っているラストシ−ンが好きです。 我が家では、時々、パパの職場のピョコタン(うさぎ)を預かるので(しかも、ましろにそっくり!)、子供たちはよけいに、この本に愛着を覚えるらしいです。さすがに、自由に放してやることはできませんが、庭のクロ−バ−やタンポポの葉っぱを、ムシャムシャ食べている姿は、生き生きしてるように感じます。
投稿日:2002/12/08
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