「にじいろのさかな」「うさぎのホッパー」「ペンギンピート」シリーズで知られるマーカス・フィスターの1996年の作品。
特に、「にじいろのさかな」シリーズは、全世界で2000万部以上売れている超ベストセラーなので、読まれた方も多いはず。
物語は、クリスマスイブ当日に、寝坊してしまったシーンから始まります。
長靴が見つからず、あちこち探し回ったり、トナカイへの小屋が大雪で雪かき
しないと辿りつけなかったり、仕舞いにはプレゼントを忘れていたことに気付いたりと、アクシデントが続きます。
ようやく出発できると思ったら、トナカイが空腹で動かなかったり、ソリが錆びて進まなかったりと、プレゼントはどうなるのか?と手に汗握ってしまいました。
ただ、オチは、良くあるあっけないもので、一寸肩透かしを喰らった感じ。
マーカス・フィスターの作品ということで、期待も大きかっただけになおさらでした。
1回読み聞かせしてしまうと、再度読んでとせがまれることはないかも知れません。