「かいけつゾロリ(22) かいけつゾロリのきょうふの大ジャンプ」 みんなの声

逃亡中の窃盗団、ゾロリ一家が、たまたま逃げ込んだオリンピック会場と選手村で、珍事件を起こして人助けをしてしまうお話。

1997年刊行。冬季オリンピックのスキー・ジャンプでいきなり反則技＆セコイ装備で世界新記録を樹立。
未経験でいきなりコーチとして、これまた競技・未経験者を育成（入れ知恵）して金メダルを獲得させる。
偶然に乱入したボブスレーと、カーリングでもファンタスティックなパフォーマンスを披露するなど、どうして泥棒をやっているのか、勿体ないゾロリたち。
きっと真面目に練習したら、ぜんぜんモノにならないのだろう。職業選択と人生設計を、大幅に間違っているのではないか？とも思ったが、みんなの人生に笑いを提供するお仕事としては、天職と言える。

なんだか真面目に練習・勉強するのがバカバカしくなる可能性があるので、まじめな人は読んではダメですよ。
人生は思いもよらぬ形で、楽しい展開になるかもしれないと、無暗に何の根拠もなく期待できるような、楽しい作品です。

警察に追われ、オリンピック会場に出てしまうゾロリたち。
…って、イヌタクのお父さんは結局亡くなってしまったんですか？？この巻で初めて知りました。
ゾロリがオリンピック選手のコーチとしてがんばります。はたして選手に金メダルを取らせてあげることはできるのでしょうか。
ゾロリシリーズはおならがふつうにメインストーリーにぐいぐいからんでお役立ちですね（笑）。

うちの子はこの絵本の表紙のゾロリがなんでこんなに飛んでいるのか不思議だったみたいです。ジャンプスキーのこともそうですが、五輪競技の種目の説明がちょこっと載っていて知らない子でも楽しめてよかったです。うちの子は、毎度ながらオナラで危機を脱出するシーンがとっても気に入っていて、涙流していました。

息子も絵本だけでなく、こんな児童書を読むようになったのね〜・・と
ちょっとびっくりしました。
このゾロリシリーズは小学生に人気があるらしいと、耳にしたことは
あったのですが、読むのははじめて。

結構長くて・・二晩つづきでよみました。（疲れた・・）
ゾロリ・・憎めない悪党ですね。
人情味にあふれててほっとします。
ドタバタ劇が楽しいみたい。
おっと驚くような奇想天外な出来事がいっぱい起こります。笑

息子はシリーズが並んでいるのを見て、もっと読みたい！と言ってましたが、次からは自分で読んでね〜って言おうかな・・。

ちょうど冬季オリンピックの時期に息子が借りてきました。
今まであまり興味のなかった競技に興味深々！！
ＴＶを見ながら、これがどんな競技か説明してくれました。

もしかしたらゾロリはオリンピック選手になれるかも！！？？
必勝技も生み出してましたしね（笑）
感動のオリンピックも、やはりゾロリらしい結末でした＾＾；

このお話はテレビで見たので息子にとっても私にとっても馴染みがありました。

ひょんなことから、金メダルをとりたい選手のアドバイザーになってしまったゾロリ。警察に追われているので、ノシシとイシシが急遽カーリングのストーンになってしまったところは気の毒ですけれど、笑ってしまいました。

カーリング始めボブスレーなどの冬のオリンピックスポーツ満載で簡単な解説もあるので、よくわかりました。

でもでも出てくる秘策は、ゾロリらしく「あれ」なのですね。地球の危機も困難もすべていつもの「あれ」で解決するんだなと、大人の私は思いましたが、息子はそれがおもしろいみたいでした。