「オオカミのおれさまてんさいだいさくせん」 みんなの声

自分の歯を買って子ひつじたちを食べるために子ひつじたちに催眠術をかけ、働かせたオオカミ。
はっきり言って、ズルいですね。

それだけのことを考えることができる頭脳があるのなら、自分で働けばいいのに。

結局、子ひつじたちに真相がバレて反撃されてしまったオオカミ。
やっぱりズルはいけません。

カラフルなで可愛らしい絵を私が気に入り借りてきました。

お話は、オオカミが歯を買うために羊に編み物をさせて、そのお金で新しい歯を買おうとするお話です。可愛い羊たちがなんと催眠術をかけられてしまって、オオカミの言いなりに。でも…。

悪いことをしたオオカミですが、ちょっと憎めないキャラで可哀想になってしまいましたが、こんなことしては駄目だもんね。

３歳次女は羊が食べられそうになる場面で「どうしよう、どうしよう」と騒いでいました。

このお話はオオカミと仔羊たちの知恵比べでした。なかなか賢い感じのオオカミだったのですが、結局仔羊たちにしてやられていました！！うちの子は仔羊たちが催眠術にかかったページがとっても気に入っていて、ゲラゲラ笑って見ていました。

レビューが少ないのが不思議なくらい、面白い話でした。

オオカミは歯を新しくするため、お金が欲しい。でも楽してお金を手に入れたいので、羊に催眠術をかけて、毛をつむいでセーターを編ませます。でも、天才的大作戦企画を書いた紙を放置したので、あるとき、子羊たちが気づいてしまいます。新しく歯を買ったオオカミ、早速、羊を食べてしまおうとしたら、レンガをしこんだニセモノ羊だったのでせっかく羊に稼がせて買った歯も台無し。

羊はオオカミを信じるな、歯は大切に、やってみたら楽しいかも、と３つの教訓を手に入れたようですが、オオカミだって、悪い作戦は証拠隠滅しないとね、、、、とダブルで教訓になりそう（笑）

なかなか面白いし絵も子供がすきそうなカラフルなものでした。娘は気に入っていました。

オオカミの作戦は上手くいくように見えたのですが、最後の元の木阿弥

に笑えました。絵がとっても可愛くてオオカミが悪さしているように

見えないのがよかったです。

怖く感じないのがよかったです。

騙された子羊さんたちですが、「もこもこや」も手に入ったし、なによ

り自分たちの才能がわかったし、楽しめるもの、打ち込めるものがみつ

かってよかったです。

センスのあるオオカミの描き方が気に入ったのでこの絵本を選びました。自分の欲しい物をどのようにしたら手に入れることが出来るのかを一生懸命考えるのが良いと思いました。考えた事をしっかりと紙に書いてタイトルまでもつけるのが気に入りました。羊達も皆で協力して知恵を搾るのが仲が良くて羨ましくなりました。