なんだか“古き良き香り”がするような絵本でした。
しりたがりやのアンガスは、おさるのジョージに似ています。ということは、子どもの姿そのものなんですよね!!
これは、絶対小さい子どもは喜ぶでしょう。
だって、自分にそっくりなんですもの。
音を聞いて、なんだろうと興味を持ち、すきを狙って、音のする方に忍び込み、あひるを見つけて追いまわし、果てはあひるに反撃されて、ソファの下に逃げていく・・・これって、もう本能の赴くままの行動そのものじゃありませんか!
なんだか、あまりにも小さい子どもそっくりで、笑ってしまいました。
そして、最後の文章もとてもおしゃれ。
そうだよね、もう今は何も考えたくないよね。
でも、明日になれば、また知りたがり屋で追求し屋に戻るんだよね、アンガスくん。