ありづか」 みんなの声

ありづか 作・絵:吉田 遠志
出版社:リブリオ出版
税込価格:\1,870
発行日:2001年04月
ISBN:9784897848839
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 6
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  • ライオンの成長と野生国の厳しさ

    いかにライオンといえども、気を抜くことができない、危険がいっぱいなのが野生の世界。子どもの回りにも危険がいっぱいではあるけれど、この絵本はそんなことを言っているのではないでしょう。
    ハイエナはずるがしこい動物というイメージがあるけれど、生き抜くための習性なのでしょう。ライオンのあかちゃんを狙おうとすること、守ろうとして駆け付けたおとうとライオン。片目のハイエナに対峙したところを後ろから襲う姑息さをずるいと思ってはいけません。
    野生の世界も、子どもたちのいる世界もけっして、テレビドラマのように正義の使者と悪者の話ではないのです。
    なんだか、この絵本を読みながら子どもを取り巻く危険を感じ取ってしまった私でした。

    駆け付けたおばさんライオンによっておとうとライオンは助かります。そして、危険を乗り越えること、戦いを経験することで成長していくのでしょう。

    この絵本の良さは、スピード感とドラマ長のシーン構成。
    ハイエナとライオンの対峙。疾走するシーンのスピード感。そして夕陽の中の一族のシーン。それそれが映像としてイメージできる印象の強さ。

    この1冊だけ読んでも、存在感のある絵本です。

    投稿日:2010/03/07

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  • 動物の絵本

    子供が動物が大好きで、自然のことも知りたがるので、読んであげます。最近のお気に入り絵本で、大人になりきれていないライオンの、誇らしい姿が、息子は気に入っている様子です。
    小さい子にはあまりオススメできませんが、少し分かってきた子供には、読んであげてもいい絵本かなと思います。
    また、挿絵がリアルで、1歳の娘も一緒に聞いているのですが、動物を見て喜んでいる感じです。

    投稿日:2009/05/22

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  • おとうとライオンの成長

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    おとうさん・おかあさん・おばあさんライオンが狩りに出かけた隙に、
    ハイエナたちは赤ちゃんライオンを狙います。
    すべて計画的な狩りです。
    その知恵に感嘆です。
    留守番のおとうと・ねえさんライオンが異変に気づき、
    赤ちゃんライオンを救出にかかります。
    どちらにとっても生きるための戦いです。
    ここはしっかりと見届けたいですね。
    家族愛や一人前に成長する姿が伝わってきます。
    動物の世界も人間と一緒なんだなあ、としみじみ感動しました。

    投稿日:2007/07/19

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  • 躍動感あふれる絵がすばらしいです

    アフリカの動物たちの日常を描いた絵本です.子供達もこの絵本が大好きで,ハイエナがライオンの赤ちゃんを狙うところ,若いライオンがハイエナに立ち向かっていくところなど,じっと絵本を見つめていて絵本に入り込んでいっているようです.どんな動物でも必死に家族を守って生きているという事を教えてくれます.今にも動き出しそうな躍動感あふれる絵もこの絵本の魅力だと思います.

    投稿日:2006/06/09

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  • 赤ちゃんライオンのピンチ

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    百獣の王ライオンといえども、赤ちゃんの時は、やはり他の肉食動物の餌に違いはないのです。そんな自然界の厳しさを教えてくれます。
    ライオンの赤ちゃんが、ハイエナに狙われ、若いライオンが助けに入りますが、後ろ足をがぶりとやられ、もうろうとして仲間の所に戻ります。大人のライオンでもハイエナにやられてしまうのかと、すごく驚きました。
    野性の世界は、一瞬の隙で、生死がわかれてしまう、本当に毎日がサバイバルなのだと勉強になりました。

    投稿日:2004/03/01

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  • ハイエナに狙われたライオンの子供

     吉田遠志・動物絵本シリーズ<7>
     全く自然の世界というのは厳しいものです。幾らライオンといっても子供のうちは無力に近いのですから。
     ハイエナたちに囲まれて助けを呼ぶ子供たち。子供を助ける事には成功したもののおとうとライオンは立てないほどの傷を負ってしまいました。
     幾多の試練を超え経験を積んでたくましく育っていくのですね。
     自分の子供もそうあって欲しいものです。

    投稿日:2003/05/03

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