安房直子さんの本は高校生ぐらいの時から買い集めていて、今も持っています。
絶版本もかなり持っているし、この本に収録されているお話も読んだことがあるのですが、単行本未収録のエッセイがあるということで、ついついつられて買ってしまいました。
エッセイ「絵本と子どもと私」を読んで、やっぱり買ってよかったなあと思いました。
このエッセイ、安房さんが息子さんに読み聞かせをしていた時のことが書かれていて、現在子育ての中でどんな風に読み聞かせをしたらいいかと思っておられる親御さんの指針にもなりそうだと思いました。
エッセイのことばかり書いてしまいましたが、収録されている童話はどれも安房さんらしい珠玉の作品だと思います。
安房さんファンの私としては一人でも多くの方に、安房さんの作品を読んでいただきたいという思いでレビューを書いています。
秋には「ひぐれのラッパ」も刊行予定だということで、こちらの方も楽しみにしています。