カラブリアの町に住むノナばあさんは、困っている人たちを助けてあげる心優しい魔法使い。呪文を唱えるとスパゲッティが出てくる魔法のかまを持っています。お手伝いに雇った、うっかりやでのっぽのアンソニーがスパゲッティを出すおまじないを知ってしまったことから、カラブリアの町は大騒ぎになります。
あたたかい色調のユニークな絵がとても良いです。町中がスパゲッティーでいっぱいになる様子を見て、自分も小さい頃この絵本を読んでもらったことを思い出しました。
先日、2年生の読み聞かせにこの本を選びました。少し長いお話(12分くらい)ですが、みんな真剣に見入ってくれました。大好きなスパゲッティーの登場でうれしくなったようで、「スパゲッティーが襲ってきたら、ぜったい食べちゃう!」「おれも!」という反応をしてくれました。