3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。もうすぐお誕生日なので読んでやりましたが、この絵本は6歳のお誕生日を祝う設定みたいです。でも、ストーリー的には4歳前後でも十分理解できますよ。
6歳のお誕生日をお祝いしようとしますが、ケーキにうさぎがのっかっているのでろうそくの火を消すのを拒んだとたん、みんな小さくなってしまいます。ろうそくたちが過去5年間、さまざまな理由で誕生日にろうそくの火を消せなかったことを語りだし、今年こそちゃんと消してほしいと要求します。そして嫌がっているうさぎだってまったく知らないうさぎではなく、小さい頃大好きだったうさぎであることに気が付きます。今年こそちゃんとろうそくの火を消すんだ、と思った瞬間、もとの大きさに戻ることができます。
ろうそくたちの後悔とでもいうのでしょうか。火を消してもらえないさびしさを淡々と語るところはちょっとおもしろいと思いましたよ。そのために体が小さくなったり、大きくなったり・・・。意外なストーリー展開だなーと。ろうそくが6本たっていますので、6歳前後のお子さんに読んであげるのが一番いいのかな?