同じくアホウドリについて書かれた絵本を読み聞かせすることになり、サイドリーダーとして紹介することにしました。
アホウドリについても、鳥島のことについても、漠然とした知識に終わらせないために、分かりやすく様々なことを教えてくれる本です。
いくつかの小説にもなった鳥島は漂流者の辿り着く場所であり、アホウドリを食べることにより生還できたようですが、その実態を知った近い島の島民は、売り物としての価値を知ったために大がかりな捕獲が始まり、気づいたときにはアホウドリは絶滅に瀕していました。
また火山噴火によっても知られる島でもあります。
なぜアホウドリを復活させなければならないのか、その取り組みの背景と、実状と必然性と熱い思いを、強く感じさせる本でした。