かんのゆうこさんの「四季のねこ」シリーズ・冬の話です。
表紙絵の白いねこの立ちポーズがすごくいいです!
うちの子どもたちは動物大好き。でも、パパが「動物を飼うことが嫌い」なので、残念ながら犬や猫を飼うことができません。
このお話のラストで、おじいちゃんおばあちゃんがちさと(主人公の女の子)に持ってきてくれた誕生プレゼントのシーンを見て、うちの下の子は「いいな〜。ずるな〜贅沢だな〜」と、羨ましがっていました。
そういえば同じ誕生日ネタの「きょうはなんのひ」(こっちの話は仔犬が来る!)も、うちの子どもたちは大好きで、時々本棚から取り出しては読んでいます。
「冬のはなし」=「ふゆねこ」は、初っ端からお母さんが死んでしまったばかりの、ちさとが泣いているところから始まる切ない話でした。
そこへ突然やってきたふゆねこ。
「二足歩行している」と、うちの子は驚きましたが、
我が家での話し合いの結果、
「天使界からお母さんの伝言を持ってきてるんだから、二足歩行してもおかしくないよね」と、いう結論に達しました。
この絵本を手にしたら、ふゆねこの瞳をよく見てほしいです。
どの目も、ねこらしいとても神秘的で、不思議な魅力をしていました。