最近息子がはまっているのは、きたむらさとしさんの絵本です。
絵がおもしろいのはもちろん、お話にもユーモアのスパイスがピリリと効いています。私もファンです。
さて、今回のお話は、タイトルどおり、男の子がネコになってしまいます。ネコの生活を体験する男の子のようすをうかがいながら、ネコになってみたいような、みたくないような、どちらの気持ちを味わうことができました。ネコはネコで、ぼくになってしまいます。それはそれで、もっと具体的にどんな気持ちになったのか、知りたかったです。
ぼくもネコも変身期間が短かったのが不幸中の幸いでしたね。ちょっとだけなら、自分も別の何かに変わってみたい!って、この本を読むと思ってしまうことでしょう。
最後のオチは、外国のジョークみたいだなあって笑ってしまいました。イギリス在住のきたむらさんだからこそ生まれる発想なのかもしれませんね。