新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし」 みんなの声

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1986年08月
ISBN:9784769020011
評価スコア 4.76
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  • 特別な一冊

    レオ=レオニを知らなくても、
    この一冊を知らない人はいないのではないでしょうか?
    娘も、他の作品の巻末に掲載されてた
    数多くの作品の中から、『スイミー』を見つけ、
    「これ!しってる!これ、みたい!!」と大興奮。
    現物を前に「この くろいおさかなはね、めになるんだよ」と、
    一生懸命語ってくれました。
    もちろん、私にとっても思い出の一冊。
    いつ読んだかも思い出せないくらいなのに
    お話は、はっきりと頭の中にありました。

    ちいさな ちいさな さかなたち。
    こども達は、このさかなのなかに
    じぶん達の姿を重ねあわせるんだろうなって思います。
    不安、恐れ、外の世界に飛び出す勇気と
    新しいことを知ることへのワクワクした気持ち。
    そして、この ちいさな ちいさな さかなたちが、
    おおきな おおきな 敵を追い出す爽快感。

    スイミーは、こども達が持っている本当の姿。
    自分もスイミーになれるはず。
    きっと、こども達は、そんな風に感じるからこそ、
    大人になっても忘れられない一冊なのかなって、感じました。

    投稿日:2011/12/05

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    4
  • ぼくが、めになろう

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    私が初めてスイミーに出会ったのは小学生の国語の教科書だったと思います。
    小さな赤い魚たちが、大きな魚の形で泳ぎ、
    1匹だけ黒いスイミーが「ぼくが、めになろう」と言う場面で
    「すごい!」と思ったのを、良く覚えています。
    みんなで力を合わせれば大きな力になることを教えてくれた物語でした。

    大人になって、もしかしたら初めて?絵本を読んで、驚きました。
    自分が覚えていた感じと、絵の印象が随分違うのです。
    物語の初めから、沢山の赤い魚の兄弟たちとスイミーが泳ぐ
    光あふれる、色鮮やかな海の絵の、なんて楽しげなこと。
    それだけに、兄弟たちがまぐろに食べられた後、
    色を失ったような海に泳ぐスイミーの孤独が胸に迫ります。

    けれど、そんな彼を勇気づけたのは、海の素晴らしいものたちでした。
    特に、こんぶやわかめの絵の美しさには見とれてしまいます。
    生き生きと描かれた海の仲間たちは、
    悲しみに沈むスイミーに、
    それでもやっぱりこの世界は美しくて、生きる価値があるのだと教えてくれているように感じました。
    だから、今は「ぼくが、めになろう」という言葉に
    「かしこいさかな」に成長し、
    悲しみを乗り越え、仲間とともに生き抜いていこうとする彼の決意を感じて、
    ちょっと泣けてしまいました。

    スイミーが長く多くの人に愛されている理由は
    こんな風に、読む人が、その時々に自分の気持ちを投影できる
    懐の深さにあるのかもしれませんね。
    昔読んだなぁとか、教科書で知ってるよという人にも、もう一度
    ぜひ、絵本で出会って欲しい作品です。

    投稿日:2011/11/30

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    4
  • スイミーに教科書で出会ったすべての方へ

     小学校の教科書で誰もが出会う・・・といっても過言でないほど
    有名なスイミー。私ももちろんスイミーに出会い、再会したのは
    30年近く経ってから。母が私の息子にと買ってくれた絵本の中の
    一冊ででした。
     「あ、スイミーだ。なつかしー!!昔やったよね」といいながら
    ぱらぱらめくってびっくり。
    あれ?スイミーってこんなに長い話?思ったより絵が多い?
    私が覚えているのはスイミーの仲間が食べられちゃうところと
    力をあわせて大きな魚に立ち向かうところ、「ぼくが、めになろう」
    のくだり。
    教訓があちこちにちりばめられているようで実はそんなに
    好きでもなかった。
     でも今手にしたこの絵本は、そんなくだりは最初と最後の数ページ
    でしかなく、後の大部分は幻想的な絵と叙情的な文に彩られた
    綺麗で怖くてわくわくするような海を一人で旅する
    スイミーの冒険譚!!
    一枚の絵にひとつのフレーズ、とてもとても贅沢な絵本ならでは
    の表現に思わず見入って、まさに目からうろこ状態でした。

     今まではスイミーを勉強で「やった」だけ。
    30年近くたってやっとスイミーを「よむ」ことができた。
    そんな気がしました。
    こんなに素晴らしいスイミーに再会することができたきっかけを
    作ってくれた母や息子に感謝!!
    そして教科書でしか出会ったことのない方たちすべてに
    声を大にしていいたいです!!
    「早くスイミーと絵本で再会して!!
    素晴らしい発見がありますよ!!!」と。

    投稿日:2011/12/15

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    3
  • 小2の教科書にもでてきます。

     私が小学生だったころにも教科書にのっていた『スイミー』。

     うれしいことに、小学2年の息子の国語の教科書にものっていました。

     毎日の音読の宿題で、「ママ。今日から音読スイミーやねん。」という息子に、思わず「ママも小学生のころ習ったわ!!」と懐かしくもあり、うれしくもあり。

     レオ・レオ二さんの素晴らしい絵本に、谷川俊太郎さんの和訳ですもの、やっぱり誰が読んでも素晴らしいと感じるはずですよね。

     教科書と絵本ではちょっと違うところがあったりするので、見比べたり読み比べたりを親子一緒になってやってみるのもおもしろいと思います。

    投稿日:2011/09/25

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    3
  • 懐かしい1冊です

    • キースパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子3歳、女の子0歳

    子供にも読んだのですが、2歳の息子にはさすがに少し難しすぎました。
    どちらかというと懐かしくて、ちょっと手に取ってみたくなり、自分のために読んだ1冊です。
    小学生のころ教科書で読んだ記憶があり、今でも断片的に記憶に残っています。
    が、記憶に残っているものと若干の違いが。。。
    しかし、美しい物語と絵の印象はそのまま。
    もう少し子供が成長したら、この小さな知恵もの達の話をたっぷり聞かせてあげたいと思いました。

    投稿日:2013/10/12

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    1
  • スイミーの世界にどっぷり。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     小学2年生の教科書に出てくる、有名なお話ですね。30年(!)ほど前に、私も学校で出会いました。

     赤い魚たちの中で、一匹だけ黒いスイミーが、みんなに勇気を与え、リーダーシップをとり、「小さくたってみんなで力をあわせれば大きなことができる!」という教訓にたどり着くお話です。子どもたちは目を輝かせてお話の世界に浸っていました。

     「虹色のゼリーのようなくらげ」、「ドロップみたいな岩から」といった豊かな表現も素晴らしく、子どもたちの想像力をかき立てていたようです。水族館への遠足に言った後、「スイミーの作者のように、見た魚たちの様子を自由な言葉で表現してみましょう!」というワークを授業でされていて、子どもたちの発想に驚かされました。

    投稿日:2010/09/27

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    1
  • はっとしました。

    • よにんこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳、女の子1歳

    お話の、内容は、
    知っていたつもりでした。
    教科書にも載っているし、
    有名な一冊です。

    でも、長男が、
    二年生になって学校でスイミーを読み
    改めて一緒に読んでみたら・・・

    おもわず、涙がこぼれそうでした。

    兄弟たちをいっぺんになくしたスイミー。
    どんなに、どんなに、悲しかったでしょう。

    仲間を導き、大きな魚を追い出す。
    なんて、勇気があるのでしょう。

    今、二年生の長男も
    大人になってもう一度このお話を読んだら
    今とは違う、いろいろなことを
    感じたり考えたりするのかな
    そんなことを、思いました。

    投稿日:2010/06/15

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    1
  • 絵のきれいさに魅了される

    モノタイプと呼ばれる版画のような技法を用いた絵が特徴的な絵本です。
    同じスタンプを使ってもインクの量やスタンプの押す強さによって雰囲気が変わるように、この絵本でも絶妙な色の出方の違いをついじっくり見てしまいます。
    1歳半の子どもにはストーリーを理解するにはまだ早いようでしたが、スイミーを見つけては、あった!とページを楽しそうにまくっていました。
    もう少し大きくなってからはストーリーの意味を考えたりと、また違う楽しみ方ができそうです。

    投稿日:2024/12/05

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  • 【再投稿】集団の力

    小さなさかなの仲間たちの中で、ただ一匹黒いスイミーの活躍がダイナミックです。
    小さいために、大きな魚にまとめて一飲みされてしまうような弱い魚です。
    大きなマグロに対抗するにはどうしたら良いのでしょう。
    スイミーの考えついたのは、集団の結束力でした。
    レオ・レオニの表現法も突飛で印象的です。
    多分同じ魚の版をスタンプのように大量に押して、没個性的な集団を個性的な強い意思表示の塊に変えたのです。
    セルロイドのような透明感のある絵や、スタンプされた絵の具の着色をそのままに構成していて、妙な面白さがあって親しみのある絵本です。
    赤い小さな魚のスタンプで大きなマグロの形を仕上げたところが、とてもパワフルです。
    スイミーの機知と活躍、海の中の世界を楽しみました。

    投稿日:2024/07/11

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  • 教科書にも載っている有名なお話

    国語の教科書にも載っている有名なお話です。
    子供は、スイミーだけ生き残ったシーンが衝撃的だったみたいです。
    一人一人は小さくてもみんなで力を合わせれば大きな力(魚)になる!とわかりやすい内容です。
    挿絵も幻想的で気に入っています。

    投稿日:2023/10/19

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