ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
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捨て猫のごんごんが家猫になって、成長していくお話です。 めんどうを見てくれた老猫ちょんの教えと口癖が印象的です。 背景にある風景がが、とても気になりました。 昔の農家のようですが、羅漢さんが並んでいたり、蚊帳があったり、いまではあまり見かけない物が、郷愁を誘います。 全て今の子どもたちには説明が必要ですね。
投稿日:2021/08/11
まさにその通り。 絵本から親が学ぶこともたくさんあります。 いつもはオチがあったり笑えたり、絵に迫力があるような本を好みますが、意外にもリピート借りしている絵本です。 子供の心に響くものがあったようです。 最近家族の一員となったペットも、ここに出てくる大先輩ネコの名前をいただき、「ちょん」になりました^^
投稿日:2020/09/24
3年生の子どもが学校の読み聞かせで読んでもらいました。 面白かったと言っていたのでどんな話かと借りて読んでみました。 どんな楽しい話かと思ったら全然違いました。 こんな本が心に響くようになったんだと嬉しく思いました。 ちょんは『何事も自分で覚えるが肝心』と子猫のごんこんに教えます。 過保護にならず、手を出しすぎず見守る。 本当に危険な時には助けに入る。 そんなちょんのような母親に私もなりたいです。
投稿日:2019/03/04
年少のとき、幼稚園で借りてきた本。 おすすめ本を探していて、 絵も好みじゃなくて、読んだことも忘れて 2年後に読んでみると、 最初に読んだ時には3歳児で字も多く集中して聞かなかったのに、 繰り返しが面白く、内容も面白いと思ったのか、 何度も読んでと言ってきました。 「何ごとも自分で覚えるが肝心」 ほんとに、その通り。 ついつい、親が先回りしてやってしまったり、 注意したりしてしまうけど、 自分で実感しないとわからないし、まなべないんですよね。 反省させられました。
投稿日:2018/10/25
4歳0ヶ月の息子に読んでやりました。ちょっと不思議な視点ですが、なんてことはない、ある家の猫の世代交代のお話。なぜこういうストーリーにしようと思ったのかちょっと不思議なくらいです。ある家に猫が迷い込み、一緒に住まわせてもらうことになります。一緒に住んでいくうちにいろいろなことを覚え、この家の猫として風格を持ち始めたころ、それまで師匠と仰いでいた猫が寿命でなくなります。そうして、代替わりをするのです。絵がとても手の込んでいるもので、油絵かな?と思わせるものです。まあ、淡々とつづられているので、特段怖いところもなければ、クライマックスのようなところもありません。無難な話ですね。
投稿日:2011/10/28
捨て猫だったごんごんには、人生の大先輩で恩人のちょんがいたから立派なねこに成長したのだと思いました。厳しく見守り愛情をかけて躾けるのは人間と同じだと思いました。師匠であるちょんは、立派に親の役目をしていると思いました。「なにごとも 自分で 覚えるが 肝心」 と、師匠の言いつけを守り、師匠以上を目指しているのが、利口で強いねこになれると思うし、努力していくと思いました。ちょんだって、孫のようなごんごんと知り合い自分の知っていることを教える生き甲斐を持てて幸せだったと思いました。
投稿日:2010/10/16
こねこの「ごんごん」が、 飼われている家の先輩猫から生きる術を教えてもらいつつ 成長する様を描く絵本。 確か還暦を過ぎてから描き始めた大道さん。 絵も文章もどちらも、地味で素朴だが、深みや底力を感じさせられます。 四季の庭の草花や花火などの絵がとても好きです。 「なにごともやってみるがかんじん」 ずんと響く教えです。 こどものともシリーズなので、園児年長さんから 内容的には高学年まで読める絵本だとおもいます。 (直接的ではありませんが、先輩猫の死が出てきます)
投稿日:2010/10/09
年取ったねこと、こねこの姿を通して、親と子の距離の保ち方を教えられます。 「じぶんでれんしゅうするがかんじん。」というコトバが何度もでてきたのが印象的でした。手とり足とり教えてあげるのではなくて、子どもの自主性を尊重し、見守るという親の姿勢を、ねこから学んだ気がします。 ねこや犬などは、人間に飼われているといったイメージがありますが、飼われている動物のなかにも、家族のような親子のような絆があり、育て育てられる関係が築かれているんだなあって思いました。 こねこの成長を穏やかな気持ちで見守ることができる、おすすめの絵本です。
投稿日:2010/08/04
こどものとも傑作集!!昔っぽい(^^ゞ福音館さんならではの絵本です。 育てる・伝える・・・何よりも人間でいえば98歳位のねこちょんが「自分で考える」ことを的確に迷いねこのごんごんに伝えているのがすごい。 絵本を通して教育的なことを強制的に伝えていません。ちょんのように、ある時は見守り後から諭すように伝え、なめる。ごんごんが大きくなったらちょんのようになりたいのは、必然。読み手もそう思います。 ちょんのような素敵なねこに対して、犬ののんの存在もなかなかいいあじを出しています。 絵が印象的です。日本のよき自然の風景が季節ごとの花など、ていねいに描かれています。決してこびていないねこの表情も、いろいろで楽しめます。
投稿日:2009/09/07
本に書いてある対象年齢は3歳から小学校初級向きとありましたが、うちの動物好きの上の子は、私の絵本用のバックからすかさず見つけ出し、チェックしていました。 「親代わりのちょんが、いい味出してると思ううよ」ですって。 迷い子猫のごんごんの目線で描かれた、特に大きな事件があるわけでもない、淡々としたネコの日常ストーリーだったのですが、 親代わりというか、何か起きたときに兄貴分のちょんの的確な「教え」を伝授するところが、すごくいい感じで、 読み終えた時、やたら心に残りました。 色鮮やかなイラストで、遠目でも見やすいので、幼稚園や学校の読み語りにもお勧めです。ただ、どちらかというと低学年くらいのお子さん向きのような気がします。
投稿日:2009/08/24
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