兄弟って、不思議ですよね。
どんなに喧嘩しても、離れても、離れられない不思議な関係です。
先日、実姉を亡くしました。
その時の形見分けで貰った絵本です。
姉とは体格が違ったので、本を貰おうと書棚を覗いたところ、
カエルの絵をみて懐かしいなぁ、と思いつつこの作品を家に持ち帰りました。
帰ってみて、息子の大好きな「あおくんときいろちゃん」と同じ作者で驚きました。作風が全く違うので、全く気付かなかったのですが、この絵本にでてくるカエルは記憶の片隅にあるよく知っている絵でした。
私たち三姉妹は、小さい頃はけんかしてばかりいて、そんな私たちのために、母が買ってきた絵本だったと思います。
当時の私は、絵本にでてくる助けてくれたひきがえるは、母をイメージして読んでいました。
今、読むと、いつも喧嘩した後に、仲裁してくれる優しい姉を思い浮かべて泣いてしまいます。
作者自身は、きっと兄弟仲良くという意味だけではなく、
地球上のものはみんなのものであり、平和を願ってかいたものかと思いますが
私は、息子には、兄弟ってとても大事で大切で、いてくれるだけで幸せな存在なんだって、伝えたいと思います。
かけがえのない存在を作ってくれた 両親に感謝したいと思います