「とっても素敵な話だったね」と、小5の娘が感動していました。
クリスマスが近いので、時期的にもピッタリの気分が味わえます。
特に大きな盛り上がりがある物語ではないのですが、読み終えたとき、心の中がじ〜んと、温かくなってきます。
ただ、もったいなないなと感じたのが、本のサイズです。
20×15センチしかなくて、本を閉じた状態だと、大人の手のひらくらいしかありません。
ルーズ・ロビンスの絵が、冬なのに繊細で暖かな色合いで表現してくれているので、もう少し大きなサイズの本でもよかったのかなと、思いました。
文字がやや多めですがそれほどページ数はなく、絵本というより、絵の多い童話といってもいいかもしれません。
ちょっぴり心が傷ついているときなどに読むと、クロケットさんの優しさに癒されそうです。
特に植物が好きなお子さんにはお薦めです。