息子が借りてきました。中を開けると、細かい文字でしかも漢字にフリガナがついていないので、子ども一人で読むには難しい気がしました。カバーに訳者のあとがきがあり読んでみると、子ども向けの本であるらしいことがわかりました。
偏屈なおじさんが出てくるクリスマスのお話というので、「クリスマスキャロル」を連想しました。
世界一へそまがりのヤナコッタさんはクリスマスが大嫌い。飼い犬のことも大嫌いなのに、どうして飼っているのでしょうね。不思議?
雪かきをしようとしたらシャベルの柄が折れてしまい金物屋に文句を言うと「四十年前からとりあつかっておりません」と言われてしまうエピソードはすごいなあと思いました。
ヤナコッタさんはへそまがりだけど、街の人はみんな親切なのがいいなあと思いました。
読んでいるとこういう風変わりな人もいるかもねと思えてくるから不思議です。
思わぬ方法で、クリスマスパーティに参加せざるを得なかったオチがおもしろかったです。