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海のおばけオーリー」 みんなの声

海のおばけオーリー 作・絵:マリー・ホール・エッツ
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1974年
ISBN:9784001105674
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,240
みんなの声 総数 24
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  • 読みごたえ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    マリー・ホール・エッツさんの絵本は
    どれも読みごたえがあって大好きです。

    でも、この絵本は
    タイトルがおばけで、表紙が少し怖くて
    読むのをためらったのですが、
    コマ割りの絵で、漫画みたいで、
    おばけも実はアザラシで
    内容も面白くて、
    少し長かったのですが、読んでよかったと
    読み終えたときには思えました。

    投稿日:2020/05/17

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  • モノクロなのにリアル

    『OLEYTHE SEA MONSTER』が原題。
    松居直さんが、著書の中で、親子で楽しんだ本として紹介されていた作品。
    絵本というよりは読み物に近く、絵はコマ割り、
    しかもモノクロなのに、情景がリアルに迫ってきます。
    さすが、マリー・ホール・エッツさんです。
    原書は1947年、日本語訳版は1974年ですから、古典です。
    でも、親子の愛や、スリリングな冒険、動物の生態など、
    見どころは色あせないです。
    アメリカの東海岸の海辺で生まれたアザラシの赤ちゃんが主人公。
    お母さんが餌を探している間に、水兵に拾われて、水族館へ。
    オーリーと名付けられますが、ホームシックになっての騒動です。
    海のお化け、なるほどです。
    ともあれ、お母さんのもとに戻ることができた、というのが
    やはり素晴らしいです。
    この安心感が素敵です。
    やや長いお話なので、小学生くらいから、じっくり楽しんでほしいです。

    投稿日:2019/05/01

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  • アザラシのあかちゃんオーリーが、一人の水兵にさらわれて、あかあさんから離れて、最後には、おかあさんの元に無事に帰れるまでを描いていました。白黒の絵でコマ漫画のように描かれてますが、ちょっと長文です。私は、オーリーがどうなるんだろうと気になってページを捲ってました。動物園の飼育係りが、「捕まっては、だめだよ!おかあさんのいる海へかえるんだ!」の優しい言葉に、救われて心が和みました。離れていてもわが子の声には、わかるおかあさんアザラシに感動しました。オーリーが最後には、おかあさんアザラシにあえてほっとしました。

    投稿日:2019/03/30

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  • アザラシ!

    絵本ですが,それなりに文字数はあるので,小学校低学年の一人読みにぴったりな絵本に思いました。
    表紙のイラストを見ると確かに「おばけ?」にも思えるのですが,こちら本当はアザラシなんです。
    日本でもたまに川にアザラシがとかそんなニュースがありますが,オーリー早くお母さんの元に戻れるといいのに〜と読み手もオーリーの気持ちに共感を抱くことでしょう。

    投稿日:2018/10/17

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  • 長いけど読んでほしい

    白黒で、表紙もオバケのような顔があるので、若い人には、手に取りにくい絵本かもしれません。
    そして、よても長いです。
    でも、ゆっくり読んでみると、この絵本の魅力に気がつくと思います。

    自然界の生き物への、作者の愛が溢れています。

    投稿日:2017/11/13

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  • これは名作ですね。

    いろんなところでお薦めリストにのってるのを知っていて、いつかは読もうと思い続け、ようやく読みました。

    表の絵にしても題名にしても、うちの娘の好みではないかも、という思いがあったのですが、、
    予想に反して、自分から手を伸ばし、最後まで次はどうなるのか、とわくわくしながら聞いているのが伝わってきました。

    水兵さんの悪意で、海や母親から引き離されてしまったオーリーですが、、動物屋の主人、飼育係のおじさん等の力を得て、立派に成長し、ついには自分の力で、自分の居場所へと帰って行く、、名作です。

    読んだあとに満足感があります。

    投稿日:2016/10/17

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  • 強く印象に残っている絵本です

    大人になって久々に読みなおしてみました。一見、コマ割りや、白黒と、小さな子どもには読みにくいのではないかと思います。が、小さな頃の私は何度もこの絵本を読んでいました。
    他の絵本とは全くちがう、この絵本が大好きだったんです。
    アザラシをみたり、海をみたり、水族館にいったりと、ふとした時に、このお話を思い出します。
    小さい頃の私に強い印象をあたえた絵本です。

    投稿日:2016/04/13

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  • ハッピーエンドで安心

    通信教育で1年生にお薦め本にあった1冊です。

    幼稚園時代に読んでいた絵本とは少し趣の異なる絵本で
    オーリー視点だったり飼育員さん視点だったりするので
    ある程度年齢がいってないと、お話がこんがらがってしまうかも。

    1年生の息子はまだ一人で漫画を読むのが難しいので
    一コマづつ指差しして読み進めました。

    ラストは大好きなお母さんに再会できて息子も安堵したようです。
    ママっこの息子は、お母さんと離ればなれになるお話は非常に
    反応するというか共感?するのでハッピーエンドでこちらも安心しました。

    結局どうしてオーリーがおばけだと思われたのか
    どうしてあざらしだと分からなかったのか理解できていなかった息子。
    夜にお出かけすることないですからね・・・生活体験不足ですね(反省)

    投稿日:2014/06/26

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  • じっくり読みたい話です

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の長男が、図書館の棚から自分で選んで持ってきました。「おばけ」の文字に惹かれたのだと思います。

    実際には、主人公のオーリーはおばけではなく、かわいそうな運命を背負うことになった赤ちゃんアザラシです。その展開自体はありがちな設定なのですが、すべての登場人物が秀逸に描かれており、色々な角度から考えさせられる絵本です。

    漫画のようなコマ割ですが、絵本としてスラスラ読める文章です。息子もおばけへの期待は裏切られましたが、とても真剣に聞いていました。「また読みたい」そうで、購入することになりそうです。

    投稿日:2013/10/20

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  • 不思議な絵本

    お母さんから引き離されて、運ばれてたどり着いたのは海から遠く離れたミシガン湖の水族館。
    湖に放されて、おばけに間違えられて、海を目指して旅して…。
    アザラシのオーリーの大冒険のお話ですが、この絵本は不思議な絵本です。
    マンガのようなコマ割、木版画のモノトーン、そして絵がとてもメロウ、極めて個性的な仕立てになっています。
    それでいて気になるのは、母と子の再会の感動物語だからでしょうか。

    投稿日:2013/06/10

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