「講談社青い鳥文庫 若おかみは小学生！ 花の湯温泉ストーリー(1)」 みんなの声

８歳次女が大好き文庫本です。学校でも人気のようで、なかなかないのか、よく借りてくるように頼まれています。

両親がなくなった女の子おっこが、旅館を継いで若女将になるようです。それで「若おかみは小学生」というタイトルなんですね。

家に帰ってきてもずっと、おっこのお話を聞かせてもらい、親子のコミュニケーションのきっかけとなっています。

主人公の女の子が、両親の死をきっかけにして旅館の女将さんになり、奮闘する波乱万丈なストーリだけど、笑えるお話です。
お化けが出てきたり、ドタバタ劇があったりなどで、娘はすっかりはまって読んでします。この本がストーリのスタートですが、他にもいろんなシリーズがあるので、色々読み進めるのも楽しいようです。

人気シリーズの第１巻です。
両親を事故で喪った小学６年生の少女おっこがおばあちゃんのもとに引き取られ、なりゆきで若おかみ見習いに。
表紙の男の子はなんと幽霊です！？男の子−ウリ坊の正体はいったい誰なのかと思いながら読みました。
最初はなりゆきでもお客さんに喜んでもらうことに自分も喜びを感じ、本気で若おかみを目指します。そんな子なので、おかみの資格は十分ですよね。
からまわりして失敗もするおっこですが、やる気もあるし反省もするし、将来的には立派な若おかみになってくれそうです。

両親が事故死したおっこは、旅館のおばあちゃんの家に引き取られる。悲しいけど、幽霊のウリ坊や同じく親をなくしたあかねさんと出会い、悲しむどころではなく、若おかみ業に精を出すことに、、、。

主人公が11歳の小学生ですが、けなげなところや頑張り屋なところがほほえましく、子供が小学校に入ったら読ませたいです。

ラストでおっこだけが生き残った理由が明らかになります。とても面白いです。