くすのきだんちシリーズ、3作目が出たと知って、図書館で借りてきました。
以前の2作も娘が気に入って読んでいたので、表紙を見るなり「読んで〜!」と。
今回は雪に一面を覆われたくすのきだんちが舞台です。
くすのきだんちの住人は相変わらずみんな心優しい人たちばかりで、いつも誰かのためにという気持ちを持っています。
今回のお話の中でも、沢山の優しさに触れることが出来ました。
雪の中仕事に出かけた住人を気遣う管理人のもぐ、暖かいスープをみんなに届けるリスのコックさん・・・
『ここに すんで よかった!』
隣人との関わりが希薄になっている今のご時世、みんながそう思える団地ってとても素敵だと思います。
季節は寒いけど、くすのきだんちの動物たちの心はとってもぽかぽかでした。
この絵本だけ読んでも楽しめるとは思いますが、1・2作目を読んでから読むと更に楽しいですよ!