引き出しの中の家」 みんなの声

引き出しの中の家 作:朽木 祥
絵:金子 恵
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2010年03月
ISBN:9784591115961
評価スコア 4.4
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  • 実は、あるかも!?

    どこなに魔法や小人などの存在を信じる気持ちがまだある小学生の年頃のお子さんたちにぴったりな1冊に思います。
    小さな人と人間の女の子が知り合い友達になるっていうのが、いいですね。
    ないだろうけど、実はそんな世界もあるんじゃないか・・・そう思わせてくれる素敵なお話に思いました。

    投稿日:2021/08/06

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  • 小さい人

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    10センチにも満たない小さい人、『花明かり』の女の子と友達になる人間の女の子のお話。
    1部と2部で構成されています。
    主人公も花明かりの少女も1部と2部では違うので独立した話かと思いきや、しっかりとつながりがありました。
    女の子向けのお話かな?
    すてきなお話でした。

    投稿日:2015/03/10

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  • こういうお話好きです

    最近、朽木祥さんの本を続けて読んでいます。

    小さいもの、かわいいものが好きな人は好きな世界だと思います。

    ただ、男の子にはどうなのか?というところ。

    赤い表紙で絶対に息子が手に取るタイプの本ではないけれど、読み聞かせならいいのではと思い読んでみました。

    360ページあると結構長いのですが、行間がたっぷりあって、読みやすくさほど苦にもなりませんでした。

    お話は2部構成で、1部は七重と花明りの出会い、2部は時代が代わって香と花明りとの出会いとなります。

    花明りというのは小人です。

    読んでいて、映画の『借り暮らしのアリエッティ』に似ているところがあるなあと思いました。

    作られた時期が前後しているので影響を受けたということはあるのかないのかはわかりませんが、

    この作品の中にジブリという言葉が出てきますので、朽木さんはジブリがお好きなのかしらと。

    1部目の終わり方に少し動揺し、2部目に入ったところで、新しい出会い、でもつながっている風なのに安心して読み進むことができました。

    もし、少女時代に出会っていたら、私も引き出しの中にドールハウスのようなお部屋を作ってしまいそうです。

    実家には盆栽がたくさんあったので、その中から花明りを探してしまうかも。

    とてもかわいいお話でしたが、一人暮らしのおばあちゃんが認知症かもというところは、やはり現代のお話だなあという感じがしました。

    投稿日:2011/06/14

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  • 「会いたいなぁ…」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    図書館で上の子の朝読用の本を物色していて、ふと、目に留まったのが、この本との出会いでした。

    読んでいくうちにドンドンお話の中に引き込まれ、家族がいる居間でフッと口をついたのが、「会いたいなぁ…」でした。
    この本を読みながら、そうだ。私は子どもの頃小人とか、妖精とか、ざしき童子に会いたいと、すごく願っていたよなぁ。と、思い出しました。
    子どもながらに、「こんなに会いたいと思っているんだから、いつか会えるんじゃないか」って。
    (残念ながら、今はまだそういったものに会ったことはないのですけれども…)

    作品には「不思議の国のアリス」とか、「床下の小人たち」とか、読んでいたら懐かしい物語がちょっとだけ関連してきます。
    2人の少女の物語が、1つの作品になっているのですが、その2つのお話がだんだん1つの物語に紡がれていく道筋がとても素敵でした。

    文章は、独特の温かさがさざ波みたいに言葉を投げかけてくれる感じで、心地よく、子どもたちに媚びた感じも少しもないし、ヘンに大人ぶってもいなし、今どき風にこジャレた作りもしていません。
    小学生にはわからなそうな言葉や、昔懐かしい物語が引用してあると、1小節の度に、文末にその単語などの説明書きが載っているところがあり、あぁ、この作者は大学の先生なんだなぁ。なんて、面白く読ませてもらいました。

    子どもに選んできたはずなのに、大人の私の方が楽しんでしまったかもしれません。
    もう、だいたい想像はつくと思いますが、このお話には、小さな可愛らしい人たちが登場します。
    このお話の中で、その人たちは「花明り」と、呼ばれています。身長は7〜8cmくらいらしいので、佐藤さとるさんの作品に登場するコロボックル達に比べると少々大きいかな?
    どちらかというと、文中にも登場する「床下の小人たち」くらいの大きさでしょうか?

    1人目の主人公が小学校2,3年生(はっきり年が書いてないです)、
    2人目の主人公が小学校5年生の設定なので、小学校中学年くらいから中学生くらいのお子さんたちに、特にお薦めしたいです。
    一見ぶ厚い本ですが、字もやや大きめで行間も広く、読みやすいです。
    上の子に、と思って借りてきたのですが、もしかしたら、うちでは下の子の好みかもしれません。
    小人好きのお子さんたち、大人たちには、ぜひ手にしてほしい作品です!!

    投稿日:2011/02/14

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