小学校2年生になりたての息子と読みました。
担任の先生から、
「できるだけ日本の昔話を読書しましょう」というアドバイスがあり、
図書館の「昔話コーナー」で、これだっと思い、借りてきました。
これだっの理由は、
私がこの本を読んだことがなかったことと、
息子はディズニーの『塔の上のラプンツェル』が好きで、
もしかしたら日本版ラプンツェルのお話かな?と思ったこと。
いざ借りてくると、
あ〜っこの話知ってるよ!と言われ・・・
「日本昔ばなし」で見たことがあるらしいのですが、
テレビで見たのとは細部はことなっていたようです。
絵も見やすく、昔話にしては言葉遣いもすっきりで、
とっても読みやすかったです。
我が息子も生まれたときはなかなか髪が生えなかったこともあり、
その当時を懐かしく思い出しながら読みました。
とはいえ、私には、子供の髪の毛海に飛び込む勇気はないな、と思いました。
ところでこのかみながひめを養女にしたのは、
藤原鎌足の次男、藤原不比等。
ご先祖をずーっとたどっていくと、鎌足に行き着く、との祖母の話を思い出し、
ガセネタの疑いも強いがそれはさておき、
「この絵本に出てくるふじわらのふひとは、
ロヌのヒーヒーヒーヒーヒー(以下略)おじいさんみたいだよ、
私のおばあちゃんに聞いたことがあるよ。」
息子に話してみたところ、
とたんに眼がキラキラ輝きました。
自分にちょっとでも関係があるかもしれない!と思うことで、
このかみながひめのお話、
きっと彼にとっては忘れられない昔話になることだと思います。