新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

あいつもともだち」 みんなの声

あいつもともだち 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2004年10月
ISBN:9784032321500
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 91
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  • 「やあ、ともだち」の一言で・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    ひとこと言いそびれてしまったがために、
    ずっと気になってしかたがないこと、
    言えばよかったのにと後悔することってありますよね。

    キツネもヘビに「君も元気でね。」とお別れの挨拶をしたかったのに、
    出来なかったことに対して、ずっと気になっていました。
    それも、冬の間中。
    だから、キツネがオオカミに、行きたいところがあるというと、
    すぐに一緒にともだちの家に行けたことが、
    どれほど嬉しかったでしょう。
    でも、冬眠しているともだちの所に行くなんてね〜
    普通なら、ちょっと考えられない。
    でも、キツネとオオカミは違う。
    本当に、ともだちが好きなんだな〜と思いました。

    それにしても、オオカミとキツネは、本当に仲がいいですね〜
    「待てと言ったら、待ちやがれー」
    「待てぬと言ったら、待てぬぞよー」
    ふたりの会話が可笑しくて、何度ふきだしそうになったことか。

    春になって、オオカミとキツネは友だちのところへ。
    もちろん、ヘビのところにも。
    ちょっと引っ込み思案なヘビでも、
    「やあ、ともだち」と言われて、嬉しくないはずがないじゃないですか。
    私も、思わず涙ぐんで喜びました。
    「やあ、ともだち」・・・いい響きです。
    私も、どちらかといえば、自分から話しかけるのは苦手です。
    でも、相手から話しかてくれると、やっぱり嬉しい。
    言うほうは、きっと勇気がいるのでしょうけど。

    ふたりの優しさに、思わずしっぽで挨拶。
    素敵だな〜こんな挨拶の仕方があったなんて。

    「ともだちや」シリーズの絵本は、どれをとっても、
    読めば読むほど、どんどん好きになっていきます。

    内田麟太郎さんの文章(特にこのシリーズ)は、
    心の描写が多いので、自分も同じ気持ちになって、
    お話の中に入り込みやすいし、雪の降るときの描写も好きです。
    それから、オオカミとキツネが歌う歌。
    読み聞かせの時は、いつも悩まされますが、
    でたらめ歌でいいんですよね?

    降矢ななさんの絵は、どのページをとっても、
    額に入れて飾って置きたいほど、すてきな絵です。
    文章と合っているからでしょうね。
    特にヘビが登場する絵は、どれもいいな〜
    準主役ということもあるのでしょうけど、
    ラストシーンのヘビは、生き生きとしてます。
    よっぽど嬉しかったのでしょうね。

    オオカミとキツネがいる限り、ますますともだちの輪は、
    広がっていきそうです。

    P.S オオカミさんは、絵がへただったんですね〜
      あれは、ちょっとひどすぎます!
      あ!それとも、天才だったりして!!!(?)

    投稿日:2012/06/25

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  • 勇気を出して友達に!

    • だかりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、女の子4歳

    このシリーズは息子も娘も、そして母の私もお気に入り。

    このお話ではへびが登場します。
    へびさん。。。キツネは気になりながらも冬眠するほかの友達と同じようにあいさつをすることができませんでした。へびのほうも、うらやましい気持ちがありながらもちょっとひねくれて気にしないようにします。でも、春になって目を覚ましたら誰もいない。。。そんな不安がいっぱい。そんな気持ち、すっごく分かります。
    多分、私自身はへびタイプ。自分からなかなか声をかけられない、でも心のどこかで気にしている。

    それに比べ、子どもは誰とでも仲良くなれるほうかなと思います。
    キツネのようにいろんな友達と仲良くしてほしい、自分から声をかけられるようなやさしい子になってほしいと願います。

    仲良くなったらきっと素敵な友達になれるはず!

    投稿日:2012/02/10

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  • 「ともだち」になる瞬間。

    ともだちになるって、頭で考えるよりも難しい。
    でも、勇気を出して行動したり、どうしても相手が気になってしまう気持ちを持ち続けたりという、「一山超える」経験はだれしもあるもの。そういう感覚を子供も大人も共有できる素敵なお話。
    なんやかんやありまして、「あの子と、と、ともだちになれた?!」という瞬間のドキドキ感はいつになっても嬉しいもの。

    割と長めのお話でしたが、低学年の子供たちも真剣に聞いてくれました。
    ヘビから見たおともだちの顔のドアップシーンには、笑いが起きていました。一気に関係性の距離が縮まった、という良いシーンだと思います。

    投稿日:2024/12/02

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  • 友達とは…?

    友達思いのキツネとオオカミのお話です。

    冬になる前に言いそびれてしまったことがあり、気になっていたキツネがオオカミを誘って友達の家に行きます。
    冬眠しているヘビの所に行くなんて、ホントに友達思いだなと思いました。
    友達に対する優しさや思いが詰まった心温まるお話です。

    投稿日:2024/11/26

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  • 苦手だったけど

    なんとなく苦手な人が出てくるお話しも大切だと思いました。

    きつねくんはヘビさんが少し苦手です。
    冬眠の前にお別れの挨拶ができず、後悔していました。
    春を迎えて、オオカミさんとキツネさんは無事ヘビさんに挨拶ができお友達になりました。

    投稿日:2023/10/19

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  • キツネの優しさ☆

    ふゆごもりをする動物たちとしばらくお別れの季節。キツネはヘビにも声をかけてあげたかったけど勇気が出なくて「元気でね」と言いそびれてしまいました。それがずーっと引っかかり、後悔し続けていたキツネ。「あの時ああ言っていれば」ってたった一言言えなかっただけでずっと引きずってしまうことってありますよね。春が来てようやく言葉がかけられた時の嬉しそうな顔!読んでいるこちらまで嬉しい気持ちになりました。

    投稿日:2023/03/08

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  • ラストシーンが心温まる

    人気のシリーズのようですが、初めて読みました。
    誰でもなんとなく苦手だなぁと感じる人はいると思いますが、このお話に出てくるきつねくんはヘビさんが少し苦手で、冬眠の前にお別れの挨拶をできずにいました。
    きつねくんはそのことをずっと後悔するのですが、最後はオオカミくんと一緒に、ヘビさんに尻尾を使って握手で迎えることができます。
    やっぱり他人から受け入れられると、誰しも安心しますよね。
    そんな気持ちの変化がよくわかる絵本でした。

    投稿日:2023/02/27

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  • ヘビさん登場

    冬になるお話。他の動物たちとしばらくのお別れです。クマとはともだちだけど、ヘビとは・・・。よく分からない存在で、なんとなくしか君のことを知らない。なかなか「またね」と声をかける勇気が湧いてきません。仲良しのオオカミと遊びながらも心の中できちんとヘビくんが冬眠できているか、キツネ君は心配をして・・・。春を待ちわびるお話です。

    投稿日:2020/10/12

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  • 深いお話でした。

    考えさせられることの多い、とても良いお話でした。
    小学校低学年の道徳の教科書に載っていそうです。

    直接語られるのではない、遠回しだったり比喩的な表現だったり、大人の私からすると「うーん」と唸らされることが多かったのですが、娘の理解力では理解しきれず…
    でも、娘なりに楽しめる絵本でした。

    また一年後に読みたいと思います。

    投稿日:2020/01/09

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  • 心残りが、突き動かす

    絵本の読み聞かせで、いつも私の朗読しか聞かせていないので、たまには他の人の朗読を!と思いテレビ絵本をみてみました。
    子供は途中で寝てしまいましたが・・・
    その時の作品がこの、「あいつもともだち」でした。

    とても心温まるお話です。
    狼さんと狐さんの友情が特に良いです。
    蛇さんへの態度が心残りで、ずっと悩んでいる狐さん。
    友達の狼さんに相談して、一緒に冬眠しているお友達へ会いに行くシーンがとてもよいです。

    子供と一緒に、このシリーズを全部読んでみたいと思いました。

    投稿日:2018/02/28

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