4歳からとありますが、幅広く読めそうな絵本です。
その学年、年代によって感じるもの、考えることが違ってきそうです。
最近、清水眞砂子さんの講演をお聞きした時に、今の学生は怒ったり感情を表に出すことにためらいがあるというようなことをお聞きしました。
学生でなくても負の感情は極力抑え込もうとするのが現代人に見られる傾向かなって思います。
だから、「どなりあったり」「もっともっとほんとのことを」というページにドキッとしたのかも。
元永さんの絵も相変わらずポップで、私にとっては意味不明ですが、元永さんのインタビューには無理にわからなくてもいいというようなことが書かれていた記憶なので見たまま感じたままを楽しもうと思います。
でも、色に現れている気持ちや感情は伝わってきました。
お話会や小学校の読み聞かせとかで使ってみたいなって思いました。