「キップコップとティップトップ」 みんなの声

木の実が主役。というのがうちの子には気に入りそうな感じです。お散歩に行くたびに木の実を拾いたがるうちの子なので、木の実が好きな子供たちにはとっても楽しく読んでもらえると思います。絵も可愛らしくお話も可愛らしいので、おすすめです。

日本から遠い遠い所に西洋とちの木という木があり、その実から生まれたのが、このお話の主人公であるティップトップとキップコップなのだそうです。
西洋とちの木を調べてみたら、マロニエのことだそうで、マロニエと言えば、母校の高校の前にはマロニエの木が並ぶ通りがあったことを懐かしく思い出しました。
ティップトップとキップコップが出会って、仲間ができて仲良く暮らす様子が、とても可愛らしく、仲間がいるって心強いなぁと思いました。

寒くなりはじめた秋、とちのみの女の子が、
キップコップの住んでいるところにやってきたおはなしでした。
葉っぱと一緒に、風に乗ってやってきたのですね。
色々な生き物に似せた、
ティップトップの変身ぶりが面白かったです。
一人ぽっちが、さみしく感じる季節に、キップコップも
かわいい女の子に出会えてよかったです。

最初はちょっと　とっつきにくいなと感じました。

でも読んでいくうちに　ドンドン入り込んで行く
自分に驚きました。

だれしも　まねをしたい気持ちもわかりますが、
やっぱり、自分に一番　あった　友だちがいいのだなと
おもいました。

とってもやさしい気持ちになれる絵本でした。

トチの実が、主人公という、珍しい絵本ですね。
珠玉の一冊『ラチとライオン』の、マレーク・ベロニカさんの絵本です。
トチの実の、キップコップは、休むところを探しています。相手の様子を真似るように落ち葉で変装して、休むところの調達をお願いしますが、本来、仲間じゃないので困難です。
ひとりぼっちの、寂しさが、痛々しく感じるお話です。

寒くてさみしいから、誰かの家に泊めてもらおうと、色んな動物に落ち葉を使って返信するティップトップ。その姿がかわいい。
最終的には、同じとちのみの子のキップコップと一緒になり、さみしさからまぬがれるのですが、同じ姿じゃないと友達になれないの？と少しもやっとしたものが残りました。
ありのままの姿で鳥やちょうちょに泊めてもらうのは無理だったのかな〜。。と。

茶色くてまるっこいあたまの2人は、いったい誰なのだろうかと思いながら本を開きました。ティップトップとキップコップは、とちのみの女の子と男の子だったんですね。ティップトップが葉っぱを使ってちょうちょや鳥やハリネズミになりきる様子はとてもかわいらしかったです＾＾

今回は、とちの実の女の子、ティップトップの登場です。はっぱのヘリコプターでやってくるように、とっても元気な女の子。
森でねむるところを探すため、出会った動物たちに頼みます。その際の変身ぶりが、おもしろくって、かわいいです。
キップコップもティップトップも二人になって、本当に幸せそう！　
次の巻も楽しみです。

雑貨のような、イラストが可愛らしく
優しい色合いを楽しめる絵本です。

物語が少し長めですが、イラストにあたたかみがあるので、安心して読むことができます。

このキップコップシリーズは、どの巻も本当に愛らしく
シリーズになるのも よくわかるような気がします。

並べて、部屋に置いておきたい絵本です。

5歳の息子に読みました。

キップコップがその奥さんティップトップに出会うお話です。空を旅してきた活発なティップトップが、寒い秋の夜に泊めてくれる人を探したのですが・・・、皆親切にはしてくれるものの、なかなか条件が合わないのです。最後に自分にそっくりなキップコップに出会うべくして出会い、一緒に過ごすことになります。

最後の、二人が世界一周の旅に出るという話は、ヨーロッパ的だなと感じました。