個人的には私も「核」の平和利用はないと思うのでこの絵本の趣旨に賛成です
今でも思い出すのは3/11当日の朝、某電力会社からの「オール電化」の勧誘電話、それと頻繁にテレビ放映されていた原子力発電所の見学会のCM
安全神話が崩壊した今CMが、流れないのは認めた証拠
そしてただ一つ稼働していた北海道の泊原発が(定期検査)止まりました
「電力不足」と叫ぶ前に「核の脅威」にさらされている上での生活であったことを私たちは知ったのです
ドイツのグードルン作「見えない雲」をナビの感想で見つけて読んだ後すぐに自分も借りて、地域の小さな子供を持つ親子のお話会で紹介をしたときに、あまりにも無関心さに唖然としたことがあります
風化するには早すぎますね
何がそうさせているのでしょうか・・・?
日本特有の「平和ボケ?」それとも現実の生活に追い込まれていて「誰が専門家に任せた方が・・・」
そういうところに食い込んでいけるのがこの絵本だと思います
巻末にある製作に携わった方々の胸の内をぜひじっくりと読んでみてください