はじめて本屋で見つけたときは、ちょっとお高くて躊躇ってしまったのですが、次に見かけたときは迷わず買いました。
最初のページの森、目の高さを合わせて見ると本当に森の中にいるようですごく爽やかな気持ちになります。
段々と、木の葉を揺らす風の音、緑の匂いが消えていく錯覚を覚えるほど引き込まれていきました。
最後にぽつんと残された1本の木とナマケモノには胸が痛みます。
そして、真っ白なページの中、ぱっと芽をふく小さな緑にはいつも泣きそうになります。
今、その仕掛けを動かすのは娘の役割。勝手にやると怒られます(笑)
まだ環境問題と思ってみることはないでしょうが、段々と意味が分かってきた頃にも、同じように「私がやる」と言ってくれる子でいて欲しいと思います。