某サイトで1つの見開きを見たら、
五味さんのこの本のデザインがとても素晴らしく、
どうしても見たくなって、2歳7か月の息子といういより私に借りた1冊。
見開きに、一文字の漢字。
左ページには筆で豪快に描かれたものと、読み方、書き順など。
右ページにその文字を使った単語がイラスト付きで数個
という構成です。
英語標記付きです。
イラストのかわいらしさ、良さはさることながら、
とにかく、五味さんが豪快に描いた筆の文字が本当に効いていて、
ため息が出ます。
まるで、字が絵のよう。いや、表意文字だから、もともとは絵なのか。。
デザインとして、本当に素晴らしいです。
息子には早すぎるだろうと思っていたのですが、
私が一人で読んでいたら、覗き込み、興味を示して15分くらい一緒に見ていました。
字というより、絵のような感覚だったのでしょうか。
「手」とか「足」とか読んで楽しそうでした。
ただし、もし教材として見るならば、個人的な感覚ですが、
漢字としての成り立ちの絵がないのと、、
英語にカタカナで読みが書いてあることが、ちょっといただけないです。
でも、デザインを考えると、そんなことは取るに足らない些細なことです。
手元に置きたくなるような1冊です。