新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
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心優しい薬売りの彦一がいつもと違う夜道を変える途中に、具合を悪くしてうずくまる老人に会い、女性に会い、子どもに会います。 そのたびに、迷うことなく売り物の薬を差し出すのです。 そして目にした光る桜。 目覚めれば祠の中で眠っていた彦一。 そばに三体の地蔵様が立っていたので、彦一が出会ったのは地蔵様たちだったと思えるのですが、光夜桜、自分も照らす不思議な花びらと、桜の持つどこか不可思議な世界に迷い込んでしまったようなお話です。 何が起こったわけではなく、きつねに馬鹿されたような不思議さ。 余韻だけがとても奥深く、おぼろげで、夜桜のもつ妖しさと少しの不気味さを感じた作品。 絵本にしてはとても文学的で、小説のような文字の間のひだを感じさせる作品。 どこか幻想的で妖しげな世界です。
投稿日:2012/06/21
薬売りの彦一は、父親の彦ぞうから、「薬は、病人の為にある。金 もうけのためじゃなか」「病人が喜べば喜ぶほど草や木も元気に なって、美しい花を咲かせる」と、教えられていました。 優しい彦一は、山で出会った3人の病人に薬を与え、あるだけの 薬ももたせました。 幻想的で光る美しい桜が見えたのは、彦一の優しさへの感謝の 気持ちであったと思いました。美しい桜に、来年も彦一が見れると いいなあと思いました。
投稿日:2019/03/30
精神科医で作家でもある帚木蓬生さんの絵本と聞き 手に取りました。 薬売りの彦一が山道で遭遇する不思議な出会いと 光り輝く桜の木が幻想的な ファンタジー仕立てのお話です。 しっかりした文章が、読み物として完成度が高く 絵本というより小説を読んでいるようでした。 丁寧な絵も文章にあっていて 特に光る桜の木は圧巻。 娘は、読み終えた後 しばし、ぼぉとし 「なんかすごいね」といいました。
投稿日:2015/03/05
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