同じ年頃のお子さんの間で大人気と聞いて手に取りました。
忍者のちょっとおとぼけのサノスケじいさんと
孫の一太郎達が、全国津々浦々を事件を解決しながら旅してゆく
シリーズものの一作目。
旅してゆくと言っても黄門様の様に、みんなで歩いて
ゆくわけではありません。神出鬼没なサノスケじいさんの
位置を把握するレーダーなんてモノを一太郎が持っていたりして
現代的なエッセンスもちらほら。
旅したご当地の名物や地名なども出てくるので
地図を見ながら話すのも楽しいかと思います。
(今作は、静岡県浜名湖のお話でした)
親の私は、ストリー展開が早い話や、
大どんでん返しがあったりする内容の本にに慣れてしまっていたので
このお話のほのぼのとした展開は遅いな〜と感じますが、
登場人物の素朴さと話の温かさ、期待を裏切らないエンディングは
子供には心地よいのだろうなと思いました。
親子でシリーズ読破を狙っています。楽しめる作品です。