「ワニぼうのゆきだるま」 みんなの声

ワニぼうとお父さんは、ゆきだるまを３つ作りました。
きっと、おとうさん・おかあさん・ワニぼうだね！
でも・・・何だか寂しそう。
そこで、３つのゆきだるまを寄り添うようにしたら・・・
「ん〜、いいね〜。仲良し親子のできあがり〜！」
子どもたちも思わず私やパパにすりすり。

次の日の朝、ワニぼう一家はお散歩しました。
そこにはいろんなゆきだるまがあって、み〜んな
ほのぼのとしていて、幸せそう♪
でも、あれれ？？離れて何だか寂しそうな２つのゆきだるまも！！
近寄ってみると・・・
ん〜、やられた〜！！その手があったか〜☆〜（ゝ｡∂）
思いつかない発想に子どもたちも「わぁ〜！！」って感激！
これなら寂しくないし、とってもほんわかしてます。
素敵〜☆

子どもたちも、「ゆきが降ったら、やってみよう！」
とうれしそう！（雪、降りませんがね！）
とってもほのぼの、ほんわかとしていて家族愛を感じます。
また、さむ〜い冬から暖かな春に向けて移り変わっていく
ところもすごく暖かい！
私もワニぼうの様に内緒のお話したいな〜


冬には、たくさんの雪を題材にしたお話しを読みましたが
我が家のこの冬ベスト１の絵本になりそう！
春の到来目前には、毎年読みたいな〜♪

４歳１か月の息子と読みました。

最初、息子は自分の知っている“ワニ”と“ワニぼう”のあまりの違い（ワニぼう一家はとてもかわいらしくデフォルメされているため）に「これ、ワニさん？？」と怪訝な顔。
「知ってるワニさんと全然違うね〜。でも、こんなワニさんもありなんだね〜」とかなんとか、適当に流して＾_＾；読み進めました。

お話はとてもほのぼのした内容で、小さな子供とも安心して読み進められます。
ワニぼうとお父さんが作った雪だるまが３体。少し離れた３人の雪だるまをみて、「なんか寂しそう」と言うワニぼうに、お父さんが出したその答えが◎！
また、見開きいっぱいにたくさんの雪だるまが描かれたページはなかなか圧巻です。
息子もそのページは「うさぎさんだ！パンダさんも！」などと言いながら、特にじっくり見ていました。

もう一場面、息子の反応が大きかったのは、さくらのき さんと糸電話でお話しする場面。
ワニぼうのさくらの木への話しかけに、「そう言ったら、さくらのき　さんは（なんて答える）？」と、私にさくらの木になって答える様、何度も要求してきました。そして私が「もちろん、綺麗に咲くよ。待っててねー」と答えると、とても嬉しそうに、にっこり♪

親子で仲良く、温かな気持ちになれる絵本です。

この作品を読むと小さいお子さんなんかはすぐにでも雪だるまが作りたくなるかもしれないので、できれば、雪が降ってくれそうな時期に読むのをお勧めします。
どうしても真似をしたくてお子さんがグズッた時は、紙コップで糸電話を作ってあげてほしいですね〜。
（うちの子たちは残念ながら、読んであげてももう、グズるような歳ではありませんが…）

余談ですが、初めて表紙絵を見たとき、ワニと擬人化したサボテンが外を見て何をしてるんだろう？？？……でした。
でも、サボテンが帽子をかぶっているように見えたのは、ワニ坊やだったんですね〜。
私を同じような勘違いをした読者の方はいませんでしたか？

後、面白かったのは絵本のところどころ写真の切り抜きが使ってあってあったところ。
１つ見つけたらゲーム感覚で、きっともっとあるぞ。と、読みなおして探しまくりました。

冬のお話なのにすごくあったかいです。
雪景色にたくさんのカワイイゆきだるま。
読んでる今が夏でも、わくわくします！！

そして、いとでんわ〜☆
現代っ子は、いとでんわを知ってるのかな？
このアナログ感。
ワニぼうママじゃないけど、「いいわねえ♪」（笑）

最後は、春への期待感。
うーっ！冬が待ち遠しいです！！

ワニぼうシリーズで今回はゆきだるま
仲良しのワニぼう一家は、ゆきだるまも仲良くくっつけてあげることに

すると、お決まりのように周りの雪だるまたちも、仲良くくっついた状態に・・・

でもひとつだけ離れている雪だるまがいます
近づいてみると、なんと糸でんわ！

あらっ、なつかしい
昔よく遊んだっけなぁ〜なんて思い出しました
でもねここからが作者、内田麟太郎さんのマジックです

ワニぼうがつなげる相手は「さくらのき」です
「・・・・はるになったらね」

作者にはこんな木の声もきっと聞こえているんでしょうね
春が待ち遠しくなる絵本です

ゆきだるま達もこんな風にくっついていると
さびしくなくていいですね。
娘は、どれがどの動物さんのゆきだるまなのか
ひとつひとつ確認して喜んでいました。
はなれていてもたのしいゆきだるま。
電話でつながっていればはなれていても楽しいね。
普通の電話でなくいとでんわってとこが素敵。
楽しい気分倍増です。
まだいとでんわで遊んだことがない娘に
紙コップで・・と説明してあげたら、
「ああ、おしっことる時の！」と（笑）。
病院でおしっこの検査をすることが多い娘です。
紙コップはジュースを飲んだりするものというより、
おしっこ検査用として認識していたらしい。なるほどね。
今度はいとでんわ用として認識させてあげましょう♪

ワニぼうのこいのぼりがおもしろかったので
こちらのほうも読んでみました。
ゆきだるまってたどんで眉毛や目をつけて
だいたいこんな顔っていうのがあるとおもうんですけど
ワニぼうが作るとワニ顔なんですね！！
ゆきだるまをくっつけてなかよしさんするのも微笑ましい。

糸電話が突然出てくるのがちょっと分かりづらかったけど
さくらのきさんにはるになったら花を咲かせてね
と伝えるためだったんですね。

雪国上越も、この頃は暖冬のせいかあまり積もらず・・・やっと今週、雪だるまが作れるくらい降りましたよ〜！
なので、タイムリーにこの絵本☆（ワニぼうシリーズ、他の３冊は読んだけど、これだけ未読でした〜！）

ワニぼうとお父さんが作った、３体の雪だるま（普通のまん丸顔じゃなくて、ワニ顔のところが笑えます！）、なんだかちょっと淋しそうだったので・・・？？？

翌朝、散歩に出かけた、ワニぼう家族が見たものは？？？

す、すご〜い！
個性的な雪だるまのオンパレードに・・・
私も、次女も、目がきらきらしちゃいました〜☆
でも、あれ〜、あの二つだけ・・・？？？

ここで終わらないところが、さすが内田さん＆高畠さんの名コンビ♪
いいですね〜。
昔なつかし、糸電話！
（でも、今、長男・長女がはまってるドラマ「赤い糸」のＣＭにも出てきますよね？！）
春が待ち遠しくなるラストシーンもさすがです！

でも、次女が一番はまったのは、ストーリーにまったく関係ない、ワニぼうが眠る部屋に飾られている、二つの人形！
ワニ？宇宙人？！落花生みたいなのは一体何？？？
もう、何度もめくって大爆笑。
翌日も思い出し笑いしてました〜（爆）。

今度のお休みは、次女と一緒に、雪だるま作りと糸電話作り、両方楽しめそうです☆

ワニぼうシリーズを初めて読みました。ワニぼうの優しさはおとうさん譲りなのかな。家族の雪だるまを寄り添わせるのはナイス・アィディアです。
そして、良いことや楽しいことは波及するんですね。寄り添う雪だるまは町中に広がっていきます。

私はワニぼうがさくらと糸電話でお話するところがお気に入りです。冬の間は忘れられている存在のさくらの木が寂しくないように、声をかける優しさがたまらないです。心がほっこり温かくなります。シリーズの他の作品も読んでみたいです。

ワニぼうシリーズ3作目。ワニぼうとお父さんは、雪だるまを三つこしらえました。だけど、なんだか少し淋しそう。三つをくっつけてみたら、楽しそうになりました。翌朝、お父さんとお母さんと散歩に出掛けたワニぼうは、たくさんの仲良し雪だるまを発見。どれもこれも楽しそう。そんな中、二つだけ淋しそうな雪だるまを見つけて、寄っていったところ…。

思いがけず、昔ながらの遊びに遭遇し、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。明日は、これで子どもたちと遊んでみようかな。お金も電気もいらない、シンプルながら、人との“つながり”を実感できる、すてきな遊びですね。最後のページ、見事に咲いた桜の色が、なんともいえない温かさで、気持ちがほっこりしました。