子どもの頃、「こどものとも」で読んで大好きだった絵本です。
「こどものとも50周年記念」として、限定出版されたものを、数年前、金沢の福音館書店で見つけ、懐かしさのあまり即購入しちゃいました。
すぐに、自分では読んだのですが、レビュー書きそびれていました。昨夜次女に読んでみたら、高反応でしたのでレビュー書きますね♪
スロバキアの民話・・・というので、国旗絵本にはまり、世界の国々に関心がある次女は、興味津々で聞いていました。
丸木俊さんの絵が、とても雰囲気が出ていて美しいです。
暗い冬の森と、真っ赤な焚き火、そして華やかな民族衣装のコントラスト!
特に、マルーシカたちや、12の月の精たちが着ている衣装が、うっとりするくらい美しいのです。
ただ、醜い姉(ホレーナ)や意地悪な継母(やもめ)は、もっと醜く意地悪そうに描いてくれてもよかったな(笑)。
シンデレラに似ているストーリーですが、12人の月の精たちが、老人〜若者までいるところや、季節感たっぷりのストーリーが、40年近く経った今でも、生き生きしていて、次女の心にも響いたようでした。
勧善懲悪のラストシーンに、胸がすーっとしました。
どなたかも書かれてた通り、残酷なシーンがさらっと書かれているのが好感が持てますね♪