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題名から気になります。 しかも、井の頭自然文化園:文、とあります。 ノンフィクションならではの切実感がつたわってきます。 日本で一番高齢のおばあさんゾウ、はな子。 2014年現在、67歳です。 だから、いろいろとケアが必要なのですね。 生まれ故郷のタイから2歳で来日、上野動物園から、7歳の時に井の頭自然文化園へ。 自然界とは違い、仲間のいない、一頭だけの生活は大変だったようですね。 飼育員さん方の努力に頭が下がります。 健康管理、何より、高齢化に伴う介護食まで。 動物園の動物たちが元気でいてくれる、影の努力を知ることができます。 そんな姿を知ることも大切だと思います。 幼稚園児くらいから学べると思います。
投稿日:2014/07/24
人間の都合で生まれた国を離れて日本へ。 そしてまた、人間の都合で、 それまで仲間と暮らしていた動物園を離れ、 一人ぼっちで小さな動物園へと引越してきたはな子。 ゾウの寿命が60〜70歳と言われる中で、 まだ半分位しか生きていないのに、 歯が抜けてしまいます。 どんなにかストレスが多い半生だったことでしょう。 それでも多くの人間に愛されて、大切にされている様子は、 はな子の心にも届いていると思うし、 苦労が多くとも、長生きして欲しいと思わずにはいられません。
投稿日:2018/05/14
先日、井の頭動物園のゾウのはな子が亡くなったと、ニュースで知りました。 その後、友人にこの絵本を教えてもらい読んでみました。 まず、ネットで見た話によると はな子は、2度の人身事故を起こして「殺人ゾウ」のレッテルをはられ 鎖でつながれていたゾウだったということ。 また、飼育環境が劣悪だといわれ 動物園がやり玉に挙がったことがあるということ・・。 しかし この本を読む限り、できうる限りの手を尽くされ 愛情をかけられていたゾウだったということがわかります。 でなければ、日本に来て60年も生き続けることはできなかったと思うのです。 淡々と、はな子の飼育の様子がつづられている、その文章は 「井の頭自然文化園」となっています。 まるで、飼育日記の体でありながら こんなにも温かい気持ちになるのはなぜでしょう。 きっと、はな子は、幸せな一生を送ったのだと そう思わずにはいられない 素敵な本です。
投稿日:2016/07/02
井の頭自然文化園のゾウはな子の実話です。 実話なだけあって,飼育員達の努力と思いがとても伝わってくる絵本でした。 大人が読んでも読み応えありました。 たくさんのお客さん達,優しい飼育員さん達に見守られ,はな子は幸せですね! 味わいのある絵本でした。 実話絵本,子供にも読んであげたいです。
投稿日:2015/01/27
インタビューを読んでとても気になっていたので、試し読みがあると知り読みました。 なんだか…すごく悲しいお話のように思ってしまいました。 動物園は子どもにとって楽しい場所のひとつですが、動物にとってはどんな場所なのか。大人になると考えさせられますね。 でもこんなにたくさん手をかけてもらって、はなこは愛情にあふれた生活を送っていると感じました。 悲しいと感じてしまいましたが読めてよかったです。 そしてはなこがいなくなってしまったら動物園はどうなるのか心配です…。 息子は1歳半であまり動物に興味がないのですが、いずれ読んであげたいです。読ませるタイミングが難しいですね。
投稿日:2015/01/25
はなこには 子供達も生まれてから何度も 井の頭動物園に会いに行っています。 そのはなこのことが本になっていると知って すぐ読みました。 おばあさんになるまでにはなこにもいろんなことがあったんだなと 胸が熱くなりました。 そしてたくさんの人に支えられながら懸命に生きているんだなと 命について感じることがたくさんありました そして週末にまた会いに行きたくなりました。
投稿日:2015/01/23
日本で一番高齢なゾウ。 高齢なため、みんなに見守られて、手をかけられて生きているんだなーということが改めて分かりました。 動物園に行ってもあまり飼育員さんのことって考えないので、飼育員さんのがんばりを絵本で見る機会ができて良かったです。 私の子供はまだ幼いのでもう少し大きくなったら読んであげたいと思いました。
投稿日:2015/01/15
動物園という場所自体はにぎやかで楽しいイメージがありますが、 そこにいる動物たちの命を預かっている裏方の飼育員さんたちの想いや仕事の量は半端ではないんだなぁと、思いました。 動物が好きな方、動物関係のお仕事に就きたいと思っている方にはぜひ、読んでもらいたい1冊です。 この作品は実話なので読み応えのある話ですが、北村直子さんの挿し絵がまたとても素敵で、画用紙の上に描いたような紙質の目の粗い感じが、ゾウの肌質とあっているなと思いました。 この材料で描かれたからこそ、はなこさんの存在が生きている気がします。 字も絵もはっきりしていて読みやすかったです。小学校中学年くらいのお子さんたちからお薦めします。・ 三世代にわたってのファンのいるはなこさんが羨ましいです。
投稿日:2014/11/08
図書館でオススメ絵本として紹介されていたので興味を持ちました。 吉祥寺にある井の頭自然文化園にいる、ぞうのはな子の生活が描かれています。はな子は日本で一番おばあさんのぞう。身近ではな子のお世話をする飼育員さんたちの苦労や喜びが丁寧に綴られていて感動しました。 子どもたちも興味津々。すぐにでもはな子に会いにいきたくなりました。
投稿日:2014/07/09
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