電車好きの息子にお友達が貸してくれました。
息子は、電車好きではありますが、トッキュージャーは最初に一度見ただけで、次の週からは見ようとはしませんでした。戦隊ものは好きではないのです。乱暴な行為を行う人たちを見るのが怖いようです。
で、せっかく貸してもらったので読んでみましたが、息子は「ふーん」という顔をしていたのみで特に関心を示しませんでした。
戦隊モノが好きな子どもにはよいのかもしれません。
そして、テレビは好きだけど、絵本はあまり好きでないという子どもの、絵本への導入として使用するにもよいかもしれません。
でも、あくまでも導入です。
テレビ絵本やテレビ雑誌と、絵本の間に存在するような本だと思いました。
私自身は子どもには、できるだけテレビを見せずに絵本を読んで育ててきました。なので、このような絵本が存在すること事態に違和感を覚えます。
また、たった1年で終わってしまうテレビ番組を絵本のテーマに据えるということは、テレビ番組同様一年で子どもたちから飽きられてしまうのではないかという危惧もあります。
私自身が子どものころに好きだった絵本で、息子も気に入ってくれている絵本がたくさんあります。よい絵本は、長く読み継がれるものです。
作者の方には、せっかく苦労して作られた自分の作品が、長く読み継がれてほしいという願いはないのでしょうか。不思議です。