「じゅんばんこ！」 ママの声

優しい雰囲気のイラストに惹かれ、手に取りました。
年長さんになり、着替えも一人でできたり、字もたくさん描けるようになったさくらこちゃん。周りの大人にすっかりおねえちゃんになったねと褒められ自信を持ったのもあり、毎日頑張って一人で寝ています。
そんな夜の出来事。じゅんばんこ！というのは、さくらこちゃんと寝るぬいぐるみたちの順番なのです。
とっても微笑ましいです。お母さんのキュートさにも感激しちゃいました。

子どもの成長は、親にとってとても喜ばしい反面、少しさみしく思うことも多いのではないでしょうか。そんな気持ちを持つ親は私ひとりではないんだ！って思わせてくれる絵本です。
ひとりで寝る練習をする娘を暖かく見守りながらも、それを少しさみしいと思う親心がとても良く描かれていると思いました。さくらこちゃんが、ぬいぐるみに順番をつけて寝る発想は素晴らしく、これをもっと前に知っていたら！と感心しながら読んでいると、その次の展開が私の予想外で、驚きと共に思わず声を上げて笑ってしまいました。
今晩は、久しぶりに子どもと一緒に寝ようかな。一緒に寝てくれるこの時間を、将来きっと懐かしく思うのでしょうね。

我が家の娘ももうすぐ年長さん。
でも全く一人で寝る様子はなく，一人で寝るのを泣いて嫌がるほど。
この絵本を読んだら，さくらこちゃんのようにぬいぐるみに順番を決めて一人で寝てくれるかな〜。
でもでも！
いつか一人で寝るようになるのだから，そんなに急がなくてもいいかな。
いざ一人で寝るようになっちゃったらママは寂しいもの（笑）。
そんなふうに親の私は思ってしまった絵本でした。
子供の成長は嬉しいけれど，どこか寂しくもあるのが親心ですね。

このお話は、一人で眠れない女の子が自分のお気に入りのぬいぐるみに順番をつけて毎日一緒に眠るお話でした。その事を知ったお母さんがその順番の中に入って一緒に寝る日もありました！そんな親子の姿がかわいらしい絵本でした。

ここに出てくる女の子は年長さん。
もうひとりで寝られると、ママに伝えます。
その理由は、ぬいぐるみが一緒に寝てくれるから♪
しかも、ちゃんと順番が決まっているんです。
その秘密を知ったママは、なんと、順番に並べてある
ぬいぐるみと一緒に自分も並んじゃいます♪
一緒に寝たいから☆
そんなママの行動がとってもかわいくて、私自身の
お気に入りの絵本でもあります♪
４歳の娘はまだ一緒に寝てくれますが、ひとりで寝るよう
になったら、同じことしちゃうかも♪

６歳５歳の娘たちと読みました。絵からとっても可愛いです。

年長組になったさくらこちゃんのお話です。さくらこちゃんは毎日お気に入りのぬいぐるみと一人で寝ることに。我が家の次女ももうすぐ年長さん。今でも「ママと一緒がいい」といつも一緒に寝ています。一人で寝てくれたらなーと親としては思うのですが、さくらこちゃんのお母さんはちょっとさびしかったようで。でも、私も実際一人で寝るようになったらそう思うのでしょうね。

お気に入りの人形の中にあれ？娘たちと一緒に私も笑ってしまいました。とっても可愛いお話です。

年長さんになったさくらこちゃんが、一人で寝ることを高らかに宣言し、実行するお話。そのお供には大好きなぬいぐるみたち。
うちの子も毎日ぬいぐるみと寝ています。が大好きな１匹を抱きしめて。
でもさくらこちゃんのお供はさくらこちゃんが作った表の順番で順番こに１匹ずつ。そのぬいぐるみたちがみんなで桜子ちゃんと一緒に寝た日のことを自慢し会うシーンで、気づいたようです。うちにも他のぬいぐるみがあったことを・・・

これからは○○（子供の名前）も表を作ってじゅんばんこにしようかなって。

ぬいぐるみがあるから大丈夫なのも成長を感じられてうれしいのですが、なんさか淋しさを感じ表に入れてもらったお母さんの気持ちも良くわかりました。

もう、一人で寝てよ。って思うけど。できちゃうと淋しくなっちゃうな。

心温まるお話でした

ひとりで寝られるようになる時ってこんな風にある日突然来るのでしょうか。
私もこのさくらこちゃんのおかあさんの気持ち分かる気がします。
一人で寝られるようになったら嬉しいのですがそれはそれでやはり親としては少しさみしくもあるかも。
ぬいぐるみたちにもおかあさんにも大人気の人気者のさくらこちゃん。
ぬいぐるみといっしょに寝るのってかわいいです！

なかなか魅力的な題名です。
でも実は、親離れ、子離れがテーマです。
年長組になったばかりのさくらこちゃん、一人で寝る計画を立てるのです。
いつも添い寝してくれるお母さんの代わりに、お気に入りのぬいぐるみたちと
「じゅんばんこ」に寝る計画ですよ。
でも、そのぬいぐるみたちがその順番でけんかし始めて…。
さくらこちゃんは案外大丈夫なのですが、お母さんが寂しかったのかもしれませんね。
次の日のお母さんの行動にビックリです。
もちろん、そんな親子に、ぬいぐるみたちもやさしいまなざし。
とっても素敵な光景です。
夢と現実が程よくシェイクされていて、ほっこりとした読後感でした。