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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

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つぶむこ」 ママの声

つぶむこ 作:小林 輝子
絵:飯野 和好
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2006年06月
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,720
みんなの声 総数 15
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  • たのしい

    子どものいない夫婦の元に神様から授けられた「つぶ(たにし?貝?)」
    自分でお嫁さん探しに出かけるけれど
    あるところで「田んぼに空いた穴をふさいでくれたら娘を嫁にやる」と言われ ひたむきに頑張る「つぶ」
    3人姉妹の上の二人は意地悪で一番下の娘が心やさしい・・・っていう設定は昔話の定番中の定番ですが
    このお話もそれに倣います。
    どうかすると悲惨な感じなんですが飯野さんのイラストと
    楽しい方言に助けられていて あまり悲愴な感じがありません。
    いきなりお話の入りが
    「むかし むかし あったけずぉん」ですよ(笑)
    語尾も「いたっけと」とか「おまいりしたっけと」とかなんだかカワイイ。石を「べーんがり」と投げたり。
    なんだか言葉が面白くて飯野さんのイラストのユーモア感を引きたてています。どこの方言なんだろう?とても気に入りました。

    投稿日:2012/01/25

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  • 願いは叶う・・・それなりの努力をすれば

    つぶむこ=つぶ(貝)婿とは知らず何とも言えない飯野和好(いいのかずよし)さんの絵の迫力に負けて図書館で借りてしまいました。

    読んでみるととてもすてきな話でした。
    努力は報われるという感じです。

    息子は語尾の方言の部分に少し違和感を感じているようでした。
    「とっぴんぱらりのぷっ」は好きなんですけどね。

    石を投げられる所も絵の感じや表現の仕方のせいか笑って聞いていました。悪いことって分かってるのかな?

    でも、つぶが自分をふんづけてくれという所では「えーふんづけるのー!」と言っていました。

    最後はハッピーエンドでほっとしたようです。

    絵の迫力もあるし、今度は小学校の読み聞かせで読んでみようと思います。

    投稿日:2014/06/21

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  • 日本の昔話

    日本の昔話だけにストーリーはとても日本らしい感じです。
    最後は立派な青年になったつぶと優しい末娘が結婚します。
    やっぱり意地悪するといいことはないですね。
    昔話にぴったりの飯野さんの絵がいい味を出しています。

    若干方言の解釈が難しいところもあり、
    方言に慣れていない子供には少し難しい部分もあったかな?
    「なぬかたったら」が「七日」なのか「何年か」なのか?など
    少し考えてしまうようなところもありましたが、
    そこは大体のニュアンスで読みました。

    投稿日:2014/01/16

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  • こどものとも

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳5ヶ月

    こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。語り口が独特なのですっと物語の世界へ入っていくことが出来るのが良かったです。言いつけを守って行動するお父さんお母さんが素晴らしかったです。両親の愛の力の偉大さに感動しました。外見だけを見ずに心をしっかり見据えた末娘はとても頭が良いと思いました。幸せになるにはどうしたら良いかを自然と学べる絵本でした。

    投稿日:2009/09/25

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  • 1度見たら忘れられない絵

    飯野さんの絵は、1度見たら忘れられませんね!「おならうた」や「ねぎぼうず・・・」など、おもしろい絵本がたくさんあります。この昔話は、ユーモアがあり、痛快で、飯野さんの絵のイメージにぴったりです。方言や昔話独特の言い回しもあるので、読みながら、何度も説明しなおしたりしなければなりませんでしたが、娘は、絵の力に助けられ、笑いながら聞いてくれました。特に、1番上の娘が、あかんべをし、真ん中の娘が、お尻をたたいて帰ってしまう絵。飯野さんならではの味が出ていて、子どもも大人も笑ってしまいますよね。末娘の行動には、「やさしいね」を、繰り返していた娘でした。

    投稿日:2008/07/18

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  • 話の内容はとてもいいです。がんばった甲斐があったと感じるッ本でした。ところが、息子は「読みたいけど、絵がいやなんやって」と残念そう。「じゃあ、絵をみないでいいから、読んであげようか」というと「いいよ。この次にね」といって、本棚に片付けています。きっと、読んだら好きになる本です。興味を持つようになる日を楽しみにしている毎日です。

    投稿日:2007/02/19

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  • 一生懸命のつぶむこ

    • はるしゅうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子4歳

    小さな貝(つぶ)が、お嫁さんを探しにいきました。
    ある村で、田んぼに穴があいて水が漏れて困っている男が居ました。その男は水が漏れないようにしてくれたら、娘を嫁にやっても良いといいました。
    つぶが一生懸命頑張って、水の漏れない田んぼが出来ました。 
    けれども男は娘をやるのが惜しくなり、つぶが家にこられないようにしました。
    一人目と二人目の娘は意地悪で、つぶを助けませんでした。3人目の娘はつぶを助けると、つぶはパカッと割れてりりしい若者になった。そして3人目の娘と幸せに暮らしました。
    年長くらい向きの本だと思います。私は好きですが、子供は絵が怖いといってあまり読みたがりませんでした。

    投稿日:2006/10/25

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  • 絵が独特です

    3歳の娘に読み聞かせました。なかなか方言が難しくて普通うに読んじゃいました。昔話が不思議なありえないお話が多いですよね。このお話もありえないというようなお話でしたがよいことをすると幸せになるという物語は安心して読んでいられました。絵が独特で1回みたら忘れられなくなるでしょう。娘の反応は幸せになれてよかったねというような感想を持ったようでした。

    投稿日:2006/06/28

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  • がんばるつぶ息子

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    こどものとも603号です。飯野和好さんが絵を描いていたので、店頭で見つけてすぐ購入しました。
    内容は、昔話の『たにし長者』ですが、細かいところが少し違っています。
    嫁になるのが、長者の娘ではなく、お百姓の娘だったり、結婚する前につぶ息子と娘の間に絆のようなものが出来たりします。つぶ息子も、この本の中では、結構重労働をしています。なかなか頑張っていて楽しいお話になっています。
    文の終わりに方言が使われていて、ちょっと読みにくいところもありますが、昔話の面白さは充分に伝わってきます。
    飯野さんの絵も、いつものものより小奇麗なので、気持ちよく読むことが出来ますよ。

    投稿日:2006/06/05

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  • 東北地方の昔話の再話。
    お話は、他の昔ばなしとも共通するような感じ。
    子供のいない夫婦が子供をほしいと思い、小さい貝(=つぶ)を子供として育てる。大きくなった「つぶ」が嫁探しにいき・・・

    方言まじりの文がいい味をだしています。
    だからこそ、読むのは結構難しい。
    この方言言葉が分かればすごく楽しいのに。
    そんな力量は私にはありません。

    最後は、心優しい末娘に踏んづけてもらって立派になり、めだたしめでたしなのですが、踏んづけって立派な若者になるというのはなんとも痛快で、息子はこの場面がお気に入りのようです。

    投稿日:2006/06/05

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