まじめで勤勉な生活を送っているぬいぐるみのくまが活躍する「くまさんシリーズ」。すべて一人のくまさんなのですが、きちんと自立していて、かなり大人。朝起きて、ご飯を食べて、働いて、小さな楽しみを見つけ、ご飯を食べて寝る。せきたんやになっても、パンやになってもうえきやになっても、ゆうびんやになってもこの自分の生活スタイルは崩しません。今回変わったことと言えば、家政婦のマフェットさんが加わったことでしょうか。
ぼくじょうのくまさんは、朝早く起きて牛の乳をしぼります。農場の動物たちのお世話をし、にわとり小屋から卵を回収。バターを作って売ります。一日の終わりには、動物たちを小屋にいれます。生きていく糧を農場と動物たちから得て、静かな日々を淡々と送るくまさんの姿は、本当に素敵です。
また、一日の終わりに、ココアをもってベッドに入り絵本を読むくまさんが好きです。働いている時とのギャップがあって、かわいいのです。