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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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あかり」 ママの声

あかり 文:林 木林
絵:岡田 千晶
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年12月
ISBN:9784895728812
評価スコア 4.8
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  • 自分の一生を疑似体験した気分

    • マキにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    この物語を読み進めていくうちに、これは、母と私の物語だと思った。あたたかいあかりは母、主人公の女の子は私。読み終わると、申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちで胸が熱くなり、また同時にどうしようもなく切ない気持ちになった。
    幼いころはいつも寄り添っていたが、大きくなるにつれ、自分に必要なときだけ頼り、忙しい日々の中では忘れてしまってさえいた。
    そんな自分の身勝手さに憤りを覚えたが、同時に、それでいいとも思った。息子や娘にも、そうやって大人になっていってほしい。私のことなどかえりみず、私のことを思い出す機会は、あまりなくていい。
    子どもたちが大人になって巣立ってゆくまで、毎日たくさんあかるい笑顔を見せよう。このあかりのように、“いっしょになやんだりまよったりしながらよりそって”、どんなに暗い日でも嵐の夜にも、いつでもやさしくてらし続け、子どもたちの人生を支え続けていけるように。
    そんな大切なことを、思い出させてもらった。

    『わたしの火もあんな力づよいあかりになれたなら。そうしたらどんなにこの子をはげましてあげられるかしら』と、あかりはちっぽけな自分をふがいなく思うが、灯台のあかりより、月あかりより、女の子のこころのいちばんおくまで、ちゃんとあたたかいやさしいあかりは届いていた。
    私も日々の子育てに落ち込まず、自分を卑下するのはやめようと勇気をもらった。

    投稿日:2015/11/30

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  • 静かな気持ちで

    静かな気持ちでこの絵本を読みました。
    絵本の中に描かれているろうそくのほのおが消えないように。
    ろうそくは火がともされればともされるほど、小さくなって
    いくもの。だから、ページをめくる度に、いつかきっとろうそくは
    消えてなくなってしまうのだろう・・そんなことを想像して少し
    寂しい気持ちにもなりました。
    娘が産まれて、娘と共に暮らして、「ああ、子育てって見えない
    はずの時間が見えるのだなあ」と、日々感じているのですけれど、
    ろうそくもまた、「時間が目に見えるもの」だったのですね。
    よく使うのに(そう!我が家では、停電の時や、キャンプの時、
    花火や庭でのバーベキューの時など、よくろうそくを使うのです!)
    そんなこと、考えたこともなかった。
    私も娘の成長と共に老いて小さくなっていきますが、このろうそく
    のあかりのように、娘の人生をあったかくほのかにてらすあかりに
    なれたらいいなあと思いました。

    投稿日:2015/10/02

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  • すばらしい作品

    久しぶりにとても素敵な本に出会いました
    人とろうそくの一生を優しい絵で上手に丁寧に
    表現しています

    死について 恐怖心をあおることなく
    親子で考えられると思います

    子供のときに読んで深く意味がわからなくても 
    もういちど 大人になって読む価値のあるとても深い内容だと思います

    このような絵本をもっと子供たちに読んであげれる大人がいれば
    いいのになあ!と思います

    投稿日:2015/12/09

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  • いのちの ともしび

    生まれた日に初めてともされた あかりってなんて素敵なんでしょう。
    その1シーンにぐっと心をつかまれ、絵本の世界に入り込んでしまいました。
    こんな風に温かく照らしてくれるのは、ろうそくならではですね。
    そして、その温かなあかりを届けてくれるろうそくは少女のずっとそばに寄り添い
    少女は年を重ね大人になりおばあさんになり…
    読んでいてぐっとこみ上げるものがありました。

    先日、大好きな祖母を見送りました。
    初めて祖母を想ってつけたろうそく。
    祖母との想い出がたくさん思い出され、
    そのあかりを、じいっと深く見つめていました。

    当たり前のように思っていて気付けなかったけど
    おばあちゃん、この絵本のあかりのように
    私が小さい時から、さりげなくそばで静かに見守ってくれて
    たくさんの優しさを届けてくれて本当にありがとう。

    いろんな思いが込められたあかり。

    きっと、このろうそくは私たち一人ひとりでもあると思えて。
    太い、細い、長い、短い、大きい、小さいきっと色々あると思いますが
    変わらず芯のしっかり、そして、ゆらぎながらも
    想いは熱くまっすぐ生きていきたい。

    そして、大切な人たちの傍にそっと寄り添って
    これから歩む道をともに照らしあい、
    辛い時はあかりを分け合い、
    共に心をあたたかくしあえるような生き方ができますようにと願う、
    大切な人たちと共に生きていることを感じる素敵な作品です。

    投稿日:2015/11/24

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  • 心温まるお話

    女の子が生まれた日、初めて火を灯されたろうそく。そのろうそくは、家族の大切な日を温かく照らし、嵐の日には家族を助け、時に一人でさびしい夜を癒してくれる心の支えとなっていきます。
    やがて女の子が結婚し、新しい家族のもとで幸せな時間を過ごしていきますが、すっかり小さくなったろうそくは出番がこないまま長い月日が過ぎたのです。
    おばあさんになった女の子が最後のあかりを灯す時、幸せの記憶が溢れだします。赤ちゃんの頃からいつもそばにあった大切なろうそく。両親に愛され大事にに育てられた温かい思い出とともに。
    読み終えた時、とても心が温かな幸せな気持ちになりました。静かな物語ですが、深い幸せを感じる素敵なお話でした。

    投稿日:2015/11/30

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    1
  • いのち

    明るくともされるということは命に繋がることだと思いました。生きるために火がいります。いきるために明かりもいります。そしてそれは暖かに人を包み込んでくれる、心を包み込んでくれるものでした。それが今はお金で買うような時代です。あかりにたいする思いも大切さもかんじることはできません。人の手によってあたためられ、まもられ、そうして深い愛に包まれているということを感じることが出来る本でした。すばらしいです!

    投稿日:2015/01/27

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  • ろうそくの気持ち

    読んでいて一番疑問だったのは
    いつの時代の話なんだろう?っていうことでした。
    ろうそくが実際にあかりとして
    使われていたっていう設定?
    それは最初のほうではわからなかったので…。
    内容はいいと思うのですが、
    そこらへんのいきあたりばったり感が気になりました。

    投稿日:2015/01/05

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    1
  • 大人な絵本

    詩人でもある林木林さんの作品ということで、興味を持ちました。絵を担当されている岡田千晶さんも、『だいすきのしるし』を描いている大好きな作家さんだったので、感激しました。
    一人の女の子の傍に、ずっとあかりを灯していたろうそく。その女の子が成長し、新しい家族ができた時も、そっと照らしてくれています。
    時が過ぎて、長い間忘れられていたろうそくでしたが、再開によって、自分の灯す小さな灯りを大事に思ってくれる人がいたことを知り、生まれてきてよかったと思うのです。
    女の子を自分と重ねたり、ろうそくを自分と感じたりできました。感慨深い大人な絵本だと思います。

    投稿日:2021/10/21

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  • あかりが寄り添う

    一人の少女が産まれてから年老いるまでを、ろうそくのあかりが見守る物語。
    お母さんが、子供の幸せを願って作ったろうそくが、人生の幸せな時、辛い時、寂しい時、様々な場面で、優しいあかりを照らしていたのが良かったです。
    お母さんが寄り添ってくれているような思いで、ろうそくを照らしていたのでしょうか。
    しばらくはしまわれたままの日々がありましたが、また最後にあかりが灯されたのが良かったです。
    こんな風に、子供が親のことを想っていてくれたら、と願うお話でした。

    投稿日:2020/08/04

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  • いつでもそばに

    主人公は、一本のろうそくです。
    物語は、生まれたばかりの女の赤ちゃんのため、そのろうそくに火をともされることから始まります。
    最初は、赤ちゃんのしあわせを照らすため。それがいつしか、赤ちゃんだった少女の不安や心配を和らげるために照らすようになり、その後は大人になった女性のしあわせを照らすようになります。
    ろうそくは自分の立場からしかものを見ないようで、勝手に不安になったり寂しくなったりします。自分自身が、成長してゆく女の子のよりどころになっていることを知りません。

    でも、それでいいのかもしれません。

    だって、今生きている私たちも自分のことに一生懸命で、自分が誰かのよりどころになっているかもしれないことには、気づいていませんから。

    投稿日:2019/02/14

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