先日「聴き方教室」を受講してきたばかりだけに、心に響きました。
かわうそじいちゃん、くまじいちゃん、ねこばあちゃん、うさぎばあちゃん、きつねばあちゃんの住む
小さなうちが舞台です。
高齢化社会をそのまま描写したような設定にビックリです。
仲良く暮らしていた5人ですが、
ねこばあちゃんはいつもみんなの話を聞いてくれ、「ありがとさん!」と言ってくれていたのですね。
ところが、ねこばあちゃんがある日亡くなり、
みんなは、ねこばあちゃんのことを何も知らなかったことに気づくのです。
自分の事は語らず、ひたすらみんなの話を聞いてくれていたねこばあちゃん。
後悔するみんなの耳に、ねこばあちゃんの声が!
九官鳥が覚えていた、懐かしい声。
そう、まさしく、「♪」のニュアンスです。
大切なことを伝えてくれています。
子どもから大人まで、ぜひ、しっかりと感じてほしいです。