とても手の込んだ素敵な絵本でした。
これはしいて言うと宝石箱のような作品かなぁ〜。
本誌の髪も凝っていて、今までこういうパラフィン紙(でしょうか?)で作られた絵本に出会ったことはありませんでした。
絵本ジャンルの幅が広がったような感じがしました。
髪が薄いので、外から見た感じはそれほどではありませんが、意外とページ数があります。
個人的にはスコットランドのアイリッシュ・ウルハウンドに似た犬の絵が好きです。
ストーリーの流れ的には、海→人魚→金魚→貝そして、家のようなレンガのような箱のようなものに移っていく一連の流れが素敵だなと思いました。