「きをつけて 2」 ママの声

きをつけてシリーズです。

「きをつけて」とは

注意して、用心してという意味で使いますが、

この絵本では少し違う意味合いにも

使っているように感じました。

小さな飛行機のお話ですが、

空を飛んでいるお話なので、

範囲が広く壮大でした。

作者に馴染みがあり読んでみました。
線がはっきりしているし、文もスッキリしています。繰り返しの言葉が楽しく、ストーリーも繰り返しがあるので、楽しんでくれると期待していました。
読んでみると、子供にも、飛行機を見つけたり、車を見つけたりしやすかったようです。絵がスッキリしているからだと思います。

「きをつけて」の語りかけが心地よいトラック編の続編。
お、今度は小さな飛行機が登場ですね。
一人で離陸、なかなか決まっているじゃないですか。
でもやっぱり周りは「きをつけて」と言いたくなりますね。
で、また、やっぱり、なのです。
実況中継さながらの語りが、なぜか愉快に聞こえます。
ラストの言葉が意味深です。
でも、見守りの優しさいっぱいに感じました。
もちろん、どんなことがあっても、元気いっぱいの小さな飛行機に、乾杯！

このお話は、小さな飛行機が町の空を飛んでいて、いろいろな物にぶつかって汚れちゃうお話でした。うちの子はぶつかるたびに「またぶつかってる〜！！」とか言いながら笑って見ていました。絵を見るだけで癒される一冊です。

『きをつけて１』に続いて読みました。１では２台のトラックが道を行きましたが、今度はちいさな飛行機。
飛行場から飛び立つと、煙突があったり、山があったりと大変。ぶつかって汚れたり、なぜかトンネルに入っちゃったりと、ちょっとハラハラさせられます。
飛行機だけではなく、周りの景色（飛行場や木など）にもちゃんと顔があって、優しく飛行機を見守っている感じがかわいかったです。
一緒に読んでいた５歳の息子は、「１」で見た赤い小さなトラックも見つけて喜んでいました。