その土地が持っている歴史があり、自分の中では沖縄は日本に翻弄された歴史という印象がありました。
悲惨な出来事はある日突然やってくるとも思います。
ごく普通の日常を送り、次の日もまた同じようにやって来ると思っていますが、実はそうではなく、一瞬にしてその幸せを覆すようなでき事が襲いかかることがある。
初めの数ページの美しく幸せな場面から一転させたのが空襲です。
戦争とは地獄のようだとも思いました。
日本と戦争をしていたアメリカ兵が沖縄の人たちに危害を加えるのは、戦争ではあり得ることですが、お互いに殺し合うことを命じたのが日本兵ということに、怒りと悲しみを感じました。
子どもたちが、学校で戦争を学ぶのは国語の教科書の中であったり、歴史であったりですが、
沖縄のことまでは学ぶ機会がないように思います。
だからこそ、大人がこんな歴史もあったことを伝えていかなくてはけいないのだと思います。
戦争を知ることは怖さや恐ろしさもつきまといますが、目をそむけずに知っていかなくてはいけないことだと思うのです。